職業訓練指導員のやりがい・楽しさ・魅力

職業訓練指導員のやりがい・楽しさ

人の役に立てる

職業訓練指導員は求職者や在職者など仕事をしている、またはしたい人のために技術や知識を教えるのが役目です。

受講生が習得した技術は社会を支える力となっていきます。

また、企業や地域のニーズに応じた訓練を行い、雇用の安定や質を上げる役割もになっています。

まさに日本社会に貢献する仕事といえ、社会や人の役に立っている実感も味わえます。

受講生の成長を支援できる

「教える」という意味では学校の先生に近い存在です。

訓練を通してどんどん成長していく様子を見るのはやりがいですし、就職が決まれば同じように喜びを実感できます。

就職先で教えたことが役に立っていると聞けば、なおさら喜びが増します。

自分も成長できる

担当分野の技術トレンドを追いかけ授業に取り入れるなど、専門知識や技術をつねに吸収し続けなければ生きた授業になりません。

吸収した知識を分かりやすく伝える力も必要ですし、受講生に信頼され、頼りにされる力も求められます。

技術者というだけでなく、一人の人間として成長できる仕事だといえます。

考えたことが結果につながる

職業訓練指導員は実習や課題の内容、訓練の進め方などを自分で考えます。

実際に訓練をしてみて感じた受講生の反応やアンケートの内容をもとに改善をくり返すので、より良い内容にしていく楽しさがあるでしょう。

職業訓練指導員の仕事内容

20代で正社員への就職・転職

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職業訓練指導員の魅力

安定感のある職種

職業訓練指導員が働くのは基本的に以下に挙げる公共の職業能力開発施設です。

・職業能力開発校
・職業能力開発促進センター(愛称:ポリテクセンター)
・障害者職業能力開発校
・職業能力開発大学校(愛称:ポリテクカレッジ)

施設は全国各所にあり、地方公務員という立場で勤務するため安定性のある職種といえます。

教える科目の職種がある限り職業訓練指導員としての仕事を続けられるのは魅力です。

なお、民間の認定職業訓練施設で働く人もいます。

好きなこと、得意なことを仕事にできる

公共性のある職場・仕事なので、民間企業とはちがい成果や営利は求められません。

ある意味、自分の好きな分野に没頭できる仕事ともいえます。

ただし、受講生に教えて仕事に役立ててもらうのは大前提なので、その面においては成果が求められます。

専門外の知識を吸収できる

受講生は職業経験のある人や自分より年上の人も多くいます。

自分の専門科目では当然教える立場ですが、関連した職業を経験している受講生から、知らなかった知識を教えてもらうケースもあります。

未経験の仕事の技術を知るチャンスもあり、知識欲の高い人には魅力的でしょう。

コミュニケーション力が伸びる

受講生の中には未経験者もいれば、スキルアップのために受講する在職者までさまざまです。

また性格、職歴、スキルなども違うため、技能習得過程での問題点も多様です。

受講生と問題解決の方法を話し合う必要があり、人に応じたコミュニケーション力はアップするでしょう。