職業訓練指導員の現状と将来性

職業訓練指導員の現状

職業訓練指導員には、求職者やに学卒者に対して職業に必要な専門知識や技術、技能などの指導を直接行います。

また、各業界の情報収集、就職活動の支援、また若年者を対象とする場合には生活指導などまで、実にさまざまな役割を果たすことが期待されています。

ある職業に就くために新たな知識や技能を身に付けたいと考える人は大勢おり、現在も全国各地で多くの職業訓練指導員が活躍しています。

日本の雇用を支える社会貢献性の高い仕事であることから、「人の役に立ちたい」という思いのある人にとっては、大きな誇りとやりがいを感じながら働くことができるでしょう。

なお、公共職業能力開発施設で働く場合には、公務員あるいはそれに準じた身分となるため、安定した働き方が望める職業であることも、職業訓練指導員が人気を集める理由となっているようです。

職業訓練指導員の将来性

雇用のセーフティーネットとして活躍する職業訓練指導員は、どの時代にも一定の需要がある職業だといえます。

しかしながら、職業訓練は比較的景気に左右されやすい分野であり、企業等の求人件数が増え、就職に困らない人が増えれば、職業訓練指導員の需要も頭打ちになってしまうことが予想されます。

とはいえ、職業訓練がなくなることは考えにくく、自分自身がさまざまな技能を習得し、その技能を訓練に生かそうとすることで、仕事の幅を広げていくことができます。

ITの進化が急速に進む現代社会において、職業訓練指導員は常に時代のニーズに合った訓練を受講者に対して行わなくてはなりません。

この先は、ますます技術の進展などに対応できる指導員が必要とされていくものと考えられます。

なお、最近では職業訓練を、大学やNPO法人などの民間教育訓練機関に委託して行うケースが増えています。

活躍の場も徐々に広がりを見せることによって、職業訓練指導員免許取得者の就職率も、さらに向上していくことが期待できます。