職業訓練指導員のつらいこと、大変なこと、苦労

さまざまな訓練生と接する大変さ

職業訓練指導員は、日々さまざまな訓練生と出会います。そのなかには、真剣で意欲にあふれる人もいれば、きちんと講義を聞かなかったり真面目に訓練に取り組まなかったりする人もいるかもしれません。

そんな風に、一見「やる気のない」訓練生のやる気を引き出すことも、職業訓練指導員に求められる役割です。

どれだけ訓練生の理解がわるくても、学校の先生と同じように、一人ひとりとしっかり向き合って、粘り強く訓練を行っていかなくてはなりません。教育に携わる者としての強い責任感が求められます。

体力も必要とする

担当する学科にもよりますが、職業訓練指導員は講義で立ちっぱなしになることが多く、また話す時間も長いため、どうしても体力を消耗します。

若いうちは元気いっぱいに働けても、高齢になってくるとつらいと感じることが増えるかもしれません。

また、訓練生は毎回の講義を楽しみにしているため、急病になっても講義に簡単に穴を空けることはできません。身体が資本と考え、健康にも気を遣って生活する必要があります。

常にスキルを磨き続けなくてはならない

最近の技能は日進月歩で進んでいるため、常に実際の現場で求められているものを追いながら、自分自身スキルアップを目指す必要があります。

もし、自分のスキルが時代の要求する職業訓練と異なれば、そのまま指導員としての仕事を続けていくのは難しくなるでしょう。

訓練生からの信頼を集めることも重要です。また、職業訓練のスキルはもちろん、企業訪問や求人開拓など他の業務も任せられ、それが評価対象となることもあるようです。

この仕事は、社会や人の役に立てる素晴らしい仕事ですが、一方で自分自身の人間性や能力が問われる厳しい面もあります。