職業訓練指導員の求人、採用募集の状況

職業訓練指導員が活躍できる場は?

職業訓練指導員は、主に「公共職業能力開発施設」と「認定職業能力開発施設」の2種類の場所で活躍しています。

公共職業能力開発施設の場合、高齢・障害・求職者雇用支援機構や各都道府県の年度計画などに沿って採用募集がかけられますが、欠員が出たときに募集がかけられるケースが一般的であり、募集案件はそれほど多くありません。

とくに、都道府県の正規職員として働く場合には地方公務員の身分となるため、どうしても給料や待遇面の良さから倍率は高くなりがちなようです。

狭き門といえますが、何としてでもこの職業に就きたいという場合には、正規職員ではなく臨時職員や非常勤講師としての募集要項を探していくことで、チャンスが広がるかもしれません。

免許を取得しても就職する人は多くない

最近では、認定職業能力開発施設での委託訓練も増えているため、職業訓練指導員の活躍のチャンスは若干広がりつつあるようです。

しかしながら、職業訓練指導員免許を取得した人のうち、実際に職業訓練指導員として働く人はわずか1割程度で、残りの9割程度の人は民間企業へ就職しているともいわれます。

一定の需要はある仕事ですが、少子化や人口減少が進むことで求職者の数自体が減りつつある現代、職業訓練指導員の採用人員が大幅に増加することは考えにくいのも事実です。

職業訓練指導員は、一回の募集における採用枠が「若干名程度」といったように、あまり大きくないことが一般的です。

また、職業訓練指導員は分野ごとに免許が異なるため、募集があったとしても、自分が担当できる区分での募集がなされるとは限りません。

情報をこまめにチェックしながら、根気よく就職先を探していくことが必要になっていくでしょう。