職業訓練指導員の免許・資格の取得方法

指導員免許の取得方法はさまざま

職業訓練指導員として働くには、「職業訓練指導員免許」を取得したうえで、職業能力開発施設を運営する機関が実施する採用試験を受験し、採用される必要があります。

指導員免許の取得方法は複数ありますが、主な方法は以下の通りです。

・「職業能力開発総合大学校」を卒業する
・技能検定1級合格などの必要な要件を満たしたうえで「48時間講習」を修了する
・都道府県で実施する「職業訓練指導員試験」に合格する

これらを満たしたのち、都道府県への申請を行うことで、指導員免許が発行されます。

なお、職業訓練指導員免許の職種は123職種に分かれており、それぞれの職種について担当できる訓練科目が定められています。

また、以下のいずれに該当する場合は免許を受けることができません。

・成年被後見人又は被保佐人
・禁錮以上の刑に処せられた者
・職業訓練指導員免許の取消しを受け、当該取消しの日から2年を経過しない者

職業能力開発総合大学校の卒業

職業能力開発総合大学校とは、職業訓練の中核機関として、職業訓練指導員の養成や研修、また職業能力の開発・向上に関する調査・研究を行っている学校です。

この学校で課程を修了し、長期養成課程の指導員養成訓練(1年間・1800時間)を修了することによって、職業訓練指導員免許を取得することができます。

48時間講習の修了

職業訓練指導員として必要な指導方法等に関することを学ぶ「職業訓練指導員講習(48時間講習)」を修了することでも、指導員免許の取得が可能です。

本講習は各都道府県にて年1、2回実施されており、修了者には「指導員講習修了証書」が交付され、職業訓練指導員免許を申請することができます。

なお、48時間講習には受講資格があります。大学卒業者の場合は実務経験が2年必要、短大卒業者であれば同じく4年必要といったように、学歴別でも要件が細かく分かれています。

そのほか、職業訓練の修了生でも実務経験を積めば受講資格が得られるなど、要件はとても細かく、複雑なものとなっているため、詳細は各都道府県の職業能力開発協会などにお問い合わせください。

職業訓練指導員試験への合格

各都道府県で年に1回行われる職業訓練指導員試験に合格することでも、職業訓練指導員免許の取得が可能です。

本試験の受験資格として、職種に関する学歴と実務経験必要年数を満たすことが求められます。また、一定の免許や資格を所有することなどによって、一部の試験が免除されます。

このほかにも、職業訓練指導員免許の取得には、細かく見ていくといくつかの方法があります。詳細は、各都道府県の産業労働局などにお問い合わせください。