書道家の役割

筆の文化を伝える

書道は、古くから日本に伝わる伝統の一つですが、情報社会になった現在でも、さまざまな場面で書が活躍しています。

書道家は、書を愛する精神を忘れないために、書の良さを伝え、継承していくという役割を担っています。

デザイナブルな書を書くにしろ、書道教室を開くにしろ、筆を使って文字を書くという文化を伝えていく大事な立場です。

また、書道教室やワークショップに来た生徒さんの書を添削し、それぞれの個性を認めて上げる大切な仕事でもあります。

型にはまらない字を書いたからといって間違いではなく、その中には生徒さんの個性が詰まっているのです。

これを充分に理解し、より良い方向へ向かうよう促してあげるのです。

書道家は、書を通して人の個性を尊重し、それを伸ばすお手伝いができる仕事ともいえます。

活躍の場は世界にも

書道家は、書を世に送り出す仕事をしています。書を通し、墨で描かれる芸術を提供するだけでなく、古くから伝わる日本の伝統文化を表現しています。

現在では日本の文化が世界で認められるようになってきており、世界各地で書道を習いたいという人が増えています。書道家は、日本だけにとどまらず、海外でも活躍する場があるのです。

世界で活躍するには英語などをある程度知っている必要がありますが、教える内容はどこでも一緒です。

異文化の世界に触れ、新しい体験をしたいと思っている人たちと一緒に書の芸術を味わうことができます。

このように、書道家は文化コミュニケーションツールの一つとしてニーズの高い職業です。これからグローバル化が進む中で、世界で活躍する書道家がどんどん増えていくかもしれません。