書道の段位

書道の段位の基準はさまざま

書道には、書を書く人の技術のレベルを表すために、各流派毎に階級を設けています。これが段位です。

所属するところによりますが、大体は5級、4級などから始まり、級の数字が少なくなっていき、1級の次が初段、2段、3段というように、段の数字が増えていきます。

また、各流派の最高位を「師範」と呼び、これを取得すると、書道を教えるだけの技術があると認定されたことになります。

段位は、全体で統一された基準があるわけではなく、各流派ごとに設定されているものですので、同じ5段だとしても、流派によってレベルの差が出ることがあります。

段位はあくまでレベルの指標であって、国家的に認められている資格ではありません。

学校で教師をしたいのであれば教員免許が必要ですし、書道教室をしたいのであれば、自ら教える場を作り、生徒を集めることが必要です。

段位を取得する方法

段位を取得する最も近道な方法は、方向性の合った流派を見つけて生徒になり、流派に所属して、先生に習うことです。

師範資格を取得したいからといってもいきなり挑戦できるわけではなく、段位は基本的に一番下の級からはじまり、昇段試験を受けて一つずつ上に上がっていきます。

基本的には1級ずつレベルが上がっていきますが、流派によって飛び級や落第が存在するところもあります。

また、通信教育を受けながら独学で学び、段位を取得する方法もあります。

通信教育は、流派に所属して通いながら取得する方法に比べ書を書く密度が減るため、段のレベルが比較的低いという声もあります。

段位の必要性

段位は、書の道にどれだけ慣れ、秀でているかの指標になります。

書道ができると口だけで言うよりも、「○段を持っています」「○○派の師範を持っています」というほうが、書道のレベルを簡単に証明することができます。

段位は、各流派によって異なりますのでレベルの違いが曖昧ではありますが、師範まで到達しているということであれば、かなりの腕前として認められると考えてよいでしょう。