司書の志望動機

「本が好き」

司書を志した理由で最も多いのは、「本が好きだから」「読書が好きだから」です。

また、「子どものころに、図書館の司書さんが探している本をすぐに持ってきてくれた」、「調べたい事柄がどの本の載っているか分からず困っていたら、司書の人がリストを作って教えてくれた」などという経験から司書に憧れを抱き、自分も同じように図書館で働きたいと思う人も多いようです。

このように、ある職業に就きたいという気持ちの核心はシンプルなもの。ただ、実際に就職するためには、この志望動機を「強い意欲」として示さなければなりません。

「合格するための」動機を

したがって、どんな採用試験においても「私がこの職業に就きたいと思ったのは、○○が好きだからです」といったようなストレートな志望動機を述べて合格するとは限らないのです。

特に司書は、若干名の定員に対して何十倍もの応募が殺到する人気の職業。だから「合格するための」動機を用意しておかなければなりません。

前述の通り、「本が好きだから」「司書に憧れて」という志望動機は他の受験者も同じです。もう一歩踏み込んだ志望動機で、他の人との違いをアピールしましょう。

その際に忘れてはならないのは、「もし自分が採用する立場だったら、どんな経験があり、どんな価値観を持っている人物を合格させたいか」という視点です。司書を目指した直接のきっかけを大切にしつつ、自分がその職業に就きたい理由を掘り下げてみてください。

知的サービスを提供する職業

しかしながら、「合格するための動機が書けるようなら、苦労しない」と思われることでしょう。公立図書館でも学校図書館でも、司書は利用者の知的欲求に応える仕事です。

つまり、「今まで幅広い知識を身につけるべく努力をしてきた人」でないと務まらないし、「相手が知りたいと思う情報のヒントを親身になって調べられるサービス精神」を持ち合わせていることが求められます。

この2点を軸にしながら、図書館でどのように働きたいと思っているかをまとめてみましょう。それでもうまく書けないという人は、司書資格を取得した機関(多くの場合は大学)に問い合わせてみることをお勧めします。

全ての学校の担当者が相談に乗ってくれるかどうかは分かりませんが、あなたの熱意次第では志望動機の書き方や添削などをしてもらえるでしょう。

仕事体験談