司書になるには

司書の資格があったほうがよい

司書として働くときに、「司書」の資格が絶対必要というわけではありません。ですが、図書館の募集要件として、司書の資格を取得していることが条件となっていることが多くあります。

そのため、司書として働く、第一歩としては資格を取得することが大切と言えます。

司書の資格を取るためには

司書の資格を取るためには、次の三つの方法があります。

一つ目は大学や短期大学在学中に「司書養成科目」の単位を修得して資格を取得する方法です。このためには、図書館学に関連する科目を開講している学校に進学しなければなりません。

二つ目は、大学や短大、高等専門学校を卒業した後で、「司書講習」を受講して資格を取得する方法です。

「司書講習」とは、図書の専門業務に携わるために必要な知識・技術を身につける講習会のことです。2012(平成24)年度の場合、文部科学大臣の委嘱を受けた全国の大学12校(平成24年度)で開講されました。

「司書補」からステップアップする手段も

三つ目の司書資格取得方法は、「司書補」になることです。司書補とは、司書を補佐する役割の図書館専門職で、司書と同じように貸出・返却業務やレファレンスサービスなどの業務に携わります。

司書補は、高等学校を卒業している、または高等専門学校第3学年を修了している人であれば、「司書補講習」を受けることができます。

司書補の資格を取り、図書館で3年以上の勤務実績をあげれば、上級資格である司書になるために司書講習を受講できます。

そして、講習修了後に司書の資格が与えられるというわけです。

司書として働くには

司書の資格を取得したからといって、必ずしも司書として働けるわけではありません。

公立図書館や企業などが有する専門図書館で司書として働くためには、その図書館の属する都道府県や会社の採用試験に合格しなければなりません。

さて、特に公立図書館に勤める場合ですが、司書としての募集は極めて少ないのが現状。多くの職員は、「一般行政職」の区分で地方公務員採用試験をパスし、公立図書館に配属されるというパターンで図書業務に携わっています。

ただし、各自治体の試験に合格したからといって、配属先の希望が通るとは限ららないため、確実にその地域の図書館で司書として働けるとは限りません。

非正規雇用で働く

このように司書の正規採用は非常に厳しくなっていますが、臨時職員や派遣社員、アルバイトとしての募集はしばしば行われています。

非正規でも構わないから、とにかく図書館で働きたいのであれば、その図書館にアルバイト・パート職員を派遣している会社を通して勤務するという方法もあります。

図書館司書に求められる能力

図書館司書は、図書館を利用する人に本を推薦したり相談に応じたりしなければならないため、自らも本が好きであることが必要です。

また、本が好きというだけではなく、利用者とコミュニケーションをすることが必要であるため、社交的であることも求められます。

蔵書の管理など細かい作業も多いため、コツコツやることが苦でないタイプが向いているでしょう。

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