司書・司書補講習で学ぶこと

図書館サービスについて

司書講習の必修科目には「図書館概論」や「図書館情報技術論」といった難しそうな科目名が並んでいます。一見して、「私に分かるかな」と不安になる人もいるでしょう。

しかし、「図書館サービス」についてはどうでしょうか。つまり、本の貸出・返却やレファレンスサービスに関する内容です。

図書館の基本的かつ重要な役割は、利用者と本(資料)を結ぶこと。ただ、どんなに素晴らしい書籍を揃えて開放しても、利用者は充分に本を活用することはできません。そこで図書館では、司書が各種サービスを展開しているのです。

「図書館サービス概論」という授業では、子どもから高齢者、障害を抱える人、外国人など、さまざまな利用者にどのような図書館サービスを提供することが必要なのかを考えます。

利用者側の視点だけでなく、図書館を運営する立場で図書館サービスを見直せる興味深い科目です。

情報サービスについて

知りたい情報を迅速かつ的確に教えてもらえる「レファレンスサービス」は、本当にありがたいものです。司書という仕事に憧れを抱くきっかけが、このレファレンスだったという人は、少なくないでしょう。

レファレンスについて学べるのが「情報サービス論」や「情報サービス演習」です。

利用者が求めている事柄は、百科事典で探す方がいいのか、オンラインデータベース(パソコンを使って新聞や官報、雑誌記事などの情報をまとめたデータベースにアクセスする)で検索する方がいいのか、というようにいろいろな調査方法を知ったり、実際に演習したりします。

そもそも「図書館」とは

私たちにとって図書館は身近なものですが、司書という職業に関心を持っている人でも、以外に図書館については知らないものです。

たとえば、どういった施設を「図書館」と呼ぶのか、どのような歴史を経て、現在のような図書館が整備されたのか、司書の役割とは何なのかといった、図書館に関する概要を学ぶのが「図書館概論」です。

司書講習の最も基本的な科目とも言える講義で、図書館や司書について俯瞰的に知ることができます。

仕事体験談