司書の活躍の場、勤務先

地域の図書館

最も多くの司書が働いているのが、公共(公立)図書館です。これは、地方公共団体が運営する図書館。幅広いジャンルの資料を収集し、読書を楽しんだり調査・研究したりできるよう、地域住民に公開している図書館です。

文部科学省は、平成20年度に実施された「社会教育調査」で、全国には3,165館もの公共図書館があり、14,596人もの司書が活躍しているという結果を報告しています。

ちなみに、平成17年度に行なった調査と比較すると、公立図書館は186館増え、司書も1,815人増えています。つまり、司書としての活躍の場は広がっているといえるでしょう。

小・中・高等学校

2000(平成12)年から段階的に始まった「総合的な学習の時間」。「調べ学習」として、実際に課題について調査したり、結果を発表したりする授業を経験した人も多いことと思います。

この「総合的な学習の時間」では図書館の資料を活用することが多く、にわかに学校図書館への注目が集まりました。つまり、生徒たちがスムーズに調べ学習を行なうための蔵書を整備しなければならなくなったのです。

必然的に、学校図書館司書の果たす役割にもスポットライトが当たるようになりました。

情報化社会の進む昨今、「情報リテラシー」(情報活用能力)はますます重要視されるでしょうから、司書という職は、生徒からはもちろん教員からも大いに頼りにされる存在になると言えます。

専門的な図書館

大学や企業の図書館でも、司書は活躍しています。前述の公共図書館や高校までの学校図書館とは違って、より専門的な資料を扱う図書館であるため、利用者の扱う資料に精通している人材が求められます。

法律や経済を専攻した人や、英語以外の言語を習得している人など、特定の分野に秀でた知識を持っている司書は利用者の強い味方になるに違いありません。

仕事体験談