神主・神職の役割

神々と民衆をつなぐ架け橋

神社のある風景は全国の至るところで当たり前に見ることができます。神社を代々守り、神様と人々とを結び付けているのが神職です。

神職は神様が鎮座する神社を日々清浄な環境に保ち、参拝者を迎えます。また人生の節目には参拝者と共に祈願をし、人々の安寧のため、尽力します。

信仰の有無に関わらず、神様を大切に思う人々の気持ちを代弁し、その架け橋としての大きな役割をすべての神職が担っているのです。

地域社会の中心的存在

全国におよそ8万社ある神社はそれぞれがその地域と密接に関わっています。

神社に祀られている神のほとんどはその地域を守る氏神として古くから人々の生活に関わってきました。氏神に守られている地域住民は氏子と呼ばれ、その神社の神職と共に神を守ってきたのです。

例大祭や年末年始などの繁忙期には氏子も総出で準備や運営、片付けなどを手伝います。神社を守る神職は氏子と連携していく中で地域社会の活性化を担う役割を果たしているのです。

年中行事のプロフェッショナル

私たちの人生は神式の祭祀と共にあるといえます。

お腹の中にいるときには安産祈願を受け、この世に生を受けたらお宮参りをし、然るべき年齢で七五三の祈願を受けます。

受験の際は合格祈願、厄年にはお祓いをしてもらい、結婚式を神前で行う人も多いでしょう。

家を建てる際は各種祭祀を行い、農業に従事する人は豊作祈願、自動車の運転に関わる人は交通安全祈願と例を挙げればきりがないほど、私たちは人生のあらゆる場面で神に祈りを捧げています。

この各種祭祀を先頭に立って行うのが神職です。

祝詞を始め、祭祀における作法は一般の人々にはなじみが薄く難解なものも多くあります。

人々の先頭に立って儀式をとりおこない、祭祀を滞りなくすすめるプロフェッショナルとして神職は大きな役割を果たしています。