診療情報管理士の需要、求人・採用募集状況

診療情報管理士の需要

2000年の診療報酬改定により、診療録管理体制加算という新予算が設けられました。

これは医療機関内に1名以上の診療記録管理専任者が在籍していれば、患者1人あたりにつき所定の金額が支給されるという加算制度です。これにより、診療情報管理士を採用する医療機関が格段に増えました。

また、診療情報医療にもIT化の波が押し寄せる中、パソコンでのデータ管理や情報処理を専門的に行える人材が求められています。

診療情報管理士の需要は、これから右肩上がりに伸びていくでしょう。

診療情報管理士の求人状況

とは言っても、現状では、「診療情報管理室に専任として採用」の募集条件は多くはありません。

日本病院会の指定校が合わせて73校、さらに通信教育があり、1996年の開講以来、2014年までに29,529名が診療情報誌資格を取得しているることを考えると、現状では需要と供給のバランスは取れていないようにも見えます。

実際の採用状況とは

しかし大手求人検索サイトで「診療情報管理士」のキーワードで検索をかけると、2000件以上もの求人がヒットします。

これは、「診療情報管理室に専任として採用」ではなく、患者窓口対応や報酬計算もする一般医療事務職の採用で、診療情報管理士資格があればなお良い、とする求人が多いためです。

これは、診療情報管理士資格があれば就職に強いという一例です。

しかし診療情報管理士としての業務を極めたい人には、一般医療事務のかたわらデータ管理もする勤務体系は、理想的とはいえないかもしれません。

就職先で具体的に何をしたいかと、勤務地や求人の競争率を考慮して、ベストな選択ができるように求人・採用募集状況を定期的にチェックしましょう。