森林インストラクターの生活

自然と共生するライフスタイル

森の案内人である森林インストラクターの仕事は自然が相手であるため、季節や時間帯によって仕事内容が変化します。

たとえば、春先には、花の開花に合わせて散策するツアーやバードウォッチングを行います。寒い地域ではまだ雪が残っているところもあるので、天候を見ながら企画するのが一般的です。

夏はとくに忙しくなる時期を迎えます。林間学校や自然教室での子どもたちの団体の参加も増えますし、夏休みの親子連れもたくさん訪れます。

この時期は、森林浴をしたり、蛍を見に行ったり、昆虫を採取しに行ったり…というツアーがメインになります。

秋も行楽シーズンのため、忙しい時期です。森の紅葉を見に行くツアーや秋の味覚である山菜を採りに行くツアーが人気です。

冬は雪が降ることもあり、他の季節に比べるとツアーは減る傾向にあります。

このように、年間を通して仕事の内容や忙しさが大きく変化するのが、森林インストラクターです。

夏は朝から晩までツアーが入っていたり、冬は一件も入らなかったり…ということも珍しくないので、そのときどきの仕事に合わせた生活を送ることになるでしょう。

週末や長期休暇が多忙に

森林インストラクターの仕事は、どちらかというと週末のほうが忙しくなります。

平日は小学生の自然教室などの参加がありますが、親子連れで参加するツアーなどは土日に行わなければお客さんが集まらないため、どうしても土日や祝日に仕事が集中するのです。

同じ理由で、春休みや夏休みのような長期休暇も忙しくなります。

このため、森林インストラクター自身の休みは平日に取ることになったり、ツアーの少ない冬にまとめて休むことになったり…というライフスタイルが一般的になります。

この職業を志すのであれば、サラリーマンのような「平日に働いて土日に休む」という働き方ができないということは、頭に置いておいたほうがよいでしょう。