神父・牧師への転職

転職に必要なのは「召命(しょうめい)」

神父・牧師に転職する際、「神学に詳しい」、「カウンセリングスキルがある」など前職での知識や経験はほとんど問われません。

重要なのは、「『召命(しょうめい)』をはっきり感じているか」です。

召命とは、神に聖職者への道に進むよう命じられること。神父・牧師になりたい気持ちだけでは、聖職者の道を歩むには不十分だといいます。

聖職者として生きることは、神に与えられた自分の使命だという確信です。これが、どんな困難にも怯まず前進するための強力な支えとなります。

実は、目の前の仕事や生活から逃げ出したいばかりに、信仰に生きようとしていないか。本当に、召命を感じているか。

神父・牧師への転職を考えるときには、繰り返し自分の気持ちを確かめなければなりません。

召命を確信できたら、神父・牧師になるための具体的な行動に移りましょう。

生活費・学費支援、奨学金制度あり

神父・牧師になるには、神学校、もしくは大学の神学部に通う必要があります。

注意したいのは、ほとんどの学校で入学資格として、洗礼から1年〜3年以上の信者歴、加えて、神父志願なら所属教区の司教の推薦、牧師志願なら各教派の牧師の推薦が必要であることです。

誰でも、すぐ入学できるわけではない点は要チェックです。

さて、たいていの場合、面接や自らの召命をテーマにした小論文などの入学試験を経て、神学生になります。

神学校は4年制、6年制が中心で、共同生活をしながら聖書や神学などを学び、教会などでの実地研修を受けます。

教派、個人により差がありますが、学校卒業後の現場経験期間を入れて、神学校入学からおよそ5年〜10年で神父、牧師と呼ばれるようになります。

なお学校によっては、神学生の生活費・学費の支援、奨学金制度があります。

元サラリーマンや学校職員など、一度社会に出てから信仰の道に進んだ神父・牧師たち。彼らから、社会人経験は信者と心を通わせる上で役立っていると聞きます。

転職系神父・牧師ならではの持ち味で、悩める人たちを導いていきたいところです。