女性の審判

野球の女性審判

野球の場合、高校や大学の試合では女性の審判も存在しています。しかし、プロ野球の審判は、男性しかなることができません。

女子プロ野球の審判には、女性もなることができます。しかし、報酬は高校や大学の審判と同じく、1日数千円とアルバイト程度です。

サッカーの女性審判

サッカーの場合、女性でも、「1級審判員」の資格を取れば、Jリーグの試合で主審を務めることができます。

実際、1級審判員として登録している女性審判もいます。

「プロフェッショナルレフリー」として認められれば、プロの審判員として生活することもできますし、国際審判員として認められれば、W杯やアジア大会などで審判を務めることも可能です。

「女子1級審判員」の資格は、女子限定なので、Jリーグの審判はできませんが、女子の「なでしこリーグ」で主審を務めることができます。

また、女子の国際審判員として認められれば、女子W杯やアジア大会などで審判ができます。実際、国際大会で活躍している日本の女性審判もいます。

五輪で副審を務めた須黒祥子さん

バスケットボールやバレーボールなど、他のスポーツでも、日本で最上位の審判資格を取得し、国際審判員と認められれば、国際試合でも審判ができます。

オリンピックのバスケットボールの試合で、副審を務めた女性審判に須黒祥子さんがいます。

中学時代からバスケットボールを始め、日本体育大学を卒業しました。

大学時代に練習試合などで審判を経験したことから、高校教師になっても、バスケットボール部の顧問を務めながら審判員としての経験を積みました。

日本バスケットボール協会の公認審判員となり、2000年に女性で初めてA級審判員になりました。

2001年、国内で最高のAA級審判員に昇格。2003年には、日本の女性で初めて国際バスケットボール連盟の認定審判員となり、翌年のアテネ五輪、そして2012年のロンドン五輪で副審を務めました。

須黒さんは小柄なので、ユニフォームの着方で少しでも大きく見せようとしているそうです。

また、立ち方や動き、ゼスチャー、さらには笛の吹き方の強弱まで工夫し、どうすれば監督や選手から信頼を得られるか考えて審判を務めているそうです。

野球やサッカーなど、ごく一部の競技を除いて、女性審判は活躍しています。

審判ぶりが評価され、決められた資格を取得していけば、国内のトップリーグやオリンピックでも審判をすることは可能です。