審判に必要なこと、求められること

審判には「人間性」が求められる

審判に必要なことは、競技種目を問わず、「人間性」と言われています。

「人間性」というのは、人間が生まれながらにして備えている性質、つまり「人間らしさ」です。

具体的にいえば、審判はどんな時でも堂々として、毅然とした態度をとり、誰に対しても余裕をもって、大きな心で接するということです。

試合中は大胆に自信をもってが鉄則

試合で、審判がおどおどしたり、自信なさそうに判定していると、選手たちのプレーや態度にも影響します。

フィールドやコートの中で、審判は「大胆に自信をもって」が鉄則です。審判が堂々としていなければ、とたんに試合が締まらなくなります。

審判が、毅然とした態度を取らなければ、判定に不満をもったり、イライラする監督や選手が増えていきます。

それが監督や選手の態度に出るようになれば、ゲームコントロールも難しくなります。

どんな選手にも余裕をもって接する

監督や選手には、いろんなタイプの人がいます。口でしつこくアピールしてくる人もいれば、荒っぽい態度に出る人もいます。

説明しても、なかなか納得しない人もいれば、審判の見えないところでコソコソする人もいます。

しかし、審判は、どんな人に対しても、公平な態度で余裕をもって接することが大切です。

審判が興奮するのはもちろん、公平性を欠いても、監督や選手の間に不信感が広がっていきます。審判は、フィールドやコートの中で、人間として尊敬される存在でいることが必要です。

フィールドやコートの外では謙虚に

「フィールドやコートの外では謙虚に」というのも、審判に必要な心構えです。

審判も、人間ですので、プレーを見落とすこともあれば、判定を間違えることもあります。現実に、審判には「自分が審判をして、満足した試合はありません」という人が少なくありません。

試合が終われば、その日の判定を振り返り、反省することが必要です。そして、次の機会に生かしていくことが重要です。

常に試合のビデオを見たり、ルールブックを確認し、「次回はもっと上手に判定したい」という気持ちをもち続けることです。