プロ野球の審判の生活

プロ野球の審判のシーズン

プロ野球は、毎年1月から自主トレが始まり、2月1日から春季キャンプが行われます。

審判も、選手と同じように1月になると自主トレを始め、春季キャンプが始まると、各チームのキャンプ場に出向きます。

そこで、各チームの練習に参加することで、プレーやボールのスピードに目を慣らしたり、試合勘を取り戻すなど開幕に向けて準備を始めます。

1カードごとに5人で担当

レギュラーシーズンは、3月下旬に開幕し、10月上旬までに1チームあたり144試合を行います。1軍だけで年間864試合が行われ、1試合を5人の審判が担当します。

1組5人の審判は、1カード(3連戦か、2連戦)ごとに割り振られます。

そのため、審判は、シーズン中、自分の担当する球場へ3日、あるいは2日間ずつ通うことになります。

関東在住と関西在住

現在、プロ野球の審判は、関東在住と関西在住に分けられています。

基本的に、関東在住の審判は、札幌ドームや東京ドーム、ナゴヤドームなど北海道から中部日本で行われる試合、関西在住の審判は、甲子園球場や京セラドーム、福岡のヤフオクドームなど西日本で行われる試合を担当します。

ただし、関東での試合でも、5人中の1〜2人は関西在住審判が担当するように配置されます。

また、その反対もあり、1カードごとに関東から関西、関西から関東へ遠征する審判もいます。

プロ野球の審判のローテーション

関東在住審判が、たとえば、東京ドームで「読売×広島」の3連戦を担当すると、3日間は自宅から東京ドームへ通うことになります。

その後、甲子園球場の「阪神×東京ヤクルト」の3連戦を担当すれば、前日から西宮市に3泊、または4泊することになり、シーズン中は遠征に出る機会が多くなります。

担当審判は、試合ごとに替わります。基本的なローテーションは、球審→控え→1塁→2塁→3塁→球審です。

つまり、球審をした翌日は控え審判になり、控え審判だった人が翌日は1塁塁審を担当します。

球場に入るのは、試合開始の約2時間前。出るのは、試合終了後の約2時間後です。平日はナイトゲームが多いため、普段の活動は、どうしても夜型になります。

ペナントレースは10月上旬まで

プロ野球のペナントレースは、10月上旬まで行われます。その後、クライマックスシリーズや日本シリーズがありますが、担当するのは選ばれた審判だけです。

選ばれなかった審判はオフになったり、若手選手中心の教育リーグの審判をします。

審判のオフシーズンは、日本シリーズ終了後の10月下旬からです。自主トレの始まる翌年の1月中旬までは休みです。