視能訓練士の資格

視能訓練士の資格

視能訓練士は国家資格の一つで、他の医療系資格の多くと同様に厚生労働省が管轄しています。視能訓練士の資格は、年1回、2月下旬に行われる国家試験を受けることで得られます。

この資格には有効期限がないので、一度試験に合格したら一生「視能訓練士」を名乗ることができます。視能訓練士の数は10年前と比べて倍増し、今後も増えていくと予想されます。

視能訓練士の資格の価値

眼科診察にはもちろん医師免許が必要ですが、現行の法律では、眼科医院などで検査を行うことは何の免許も要求しません。

しかし、高齢者や未就学児の眼科受診者が増えたことをはじめとして複雑化しつつある現場で、資格に裏付けられた知識・技能が評価されはじめました。

また、眼科医院の求人も「要資格:視能訓練士」と書かれているものが増えるなど、無資格者が働くことは自主規制される傾向にあります。将来的には、無資格者が眼科医院などで検査を行うことが法的に禁止されるかもしれません。

視能訓練士の資格を得るために受験する国家試験には、受験資格があります。受験資格は、実務経験の長さによるものではなく、指定の視能訓練士養成所の課程を修了していることです。

もし実務経験をベースとしている場合、その勤務状況の違いから、知識や技能の個人差が出る可能性があります。

しかし、視能訓練士はは厚生労働省が認可したカリキュラムをベースにしているため、均一な最低限度の能力を証明することができ、このことも資格としての価値の保持につながっています。