鍼灸師の資格・免許

鍼灸師には資格が必要?

鍼灸師として仕事をするには、国家資格の取得が必要です。

しかし、そもそも「鍼灸師」という資格はなく、「はり師」と「きゅう師」それぞれの資格を取得している人を、私たちは一般的に鍼灸師と呼んでいます。

はり師ときゅう師の資格を取得するには、まず鍼灸課程のある養成学校(大学あるいは専門学校)で最低3年間学び、国家試験の受験資格を得なくてはなりません。

これらの養成学校では、はりと灸のいずれもの知識・技術を学べる学校がほとんどであるため、多くの学生は、はり師・きゅう師両方の国家資格合格を目指していくことになります。

はり師・きゅう師の受験要項

はり師・きゅう師の国家試験は、「財団法人 東洋療法研修試験財団」主催により、毎年1回、2月下旬に行われています。

試験内容は筆記試験のみで、試験科目は「医療概論」「はり理論・きゅう理論」などをはじめとして、「衛生学」や「解剖学」「生理学」などの分野や、「臨床医学概論」「リハビリテーション医学」「東洋医学概論」など幅広い内容となっています。

「あんまマッサージ指圧師」の資格を同時取得

はり師・きゅう師の国家資格に合格したら、晴れて治療院などで鍼灸師として働くことができるようになります。

しかし、もしあなたが将来、鍼灸師として独立開業をしたのであれば、「あんまマッサージ指圧師」の資格も併せて取得しておくとよいでしょう。

あん摩マッサージ指圧師の仕事

これら3つの仕事は、いずれも東洋医学に基づいた治療法です。

本来人間が持つ自然治癒力を活性化させることによって、症状の治療はもちろん、あらゆる病気の予防にも役立つ医療技術であるという点において、注目を集めています。

あんまマッサージ指圧師の国家試験を受験するには、はり師・きゅう師同様、厚生労働省指定の養成学校に3年以上通い、あんまマッサージ指圧師となるために必要な知識や技能を修得する必要があります。

はり師・きゅう師と同時に、あん摩マッサージ指圧師について学べる学校もあるため、入学前によく検討してみましょう。

また、さらなるステップアップとして、卒業後には同じく国家資格である「柔道整復師」の資格取得を目指す人もいるようです。