新人記者の仕事

研修

新聞社に入社すると、まず教育研修が行われます。教育研修は、記者としての基礎を学ぶための期間で、一般的に3~6ヵ月程度のところが多いようです。

通常は、先輩記者から、取材の方法、インタビューの仕方、写真撮影、記事の書き方等について、体験を交えた講義が行われます。

また、記者志望であっても、新聞全体の流れ、営業、広告、印刷等についても理解する必要があるので、これらについても、それぞれの担当者から、実際の仕事のやり方、流れなどが講義されます。

新聞社によっては、新人教育の場として、お寺で合宿を行い、座禅の体験などをするところがあるようです。また、実際に、新聞拡張や広告業務の実地体験をするところもあります。

配属

教育研修を終えると、いよいよ、実際の勤務の場へ配属となります。記者志望者は、おおむね、地方支局勤務と校閲・紙面整理などの内勤記者とに分かれます。

地方支局勤務は、主に県庁所在地にある支局で、勤務につきます。当初は、先輩記者について、地方の警察、検察局、裁判所、県庁、市役所など、ニュースソースとなるところを回り、担当者に挨拶をします。

これらの場所には、おおむね記者クラブが設けられており、各新聞社、通信社などの支局記者が詰めています。それらの人たちとも、コミュニケーションが欠かせません。

というのも、各社の記者と親しくなると、情報を教えてくれたり、場合によっては、小さなネタの提供を受けたりも出来るからです。また、新聞記者にとっては致命傷にもなる「特落ち」(大きなニュースを落とすこと)を防ぐこともできるのです。

支局勤務の新人記者

支局勤務の新人記者は、地域やその地方で起きるあらゆる事件、問題に対処しなければなりません。社会的な事件はもとより、文化、スポーツ、教育、行政など、さまざまな問題に迅速に対応し、原稿を書く必要があります。

原稿の書き方はデスク(支局次長)により徹底的に訓練されます。大きな事件や、連載記事などが終わった時には、飲み会が開かれ、仲間の記者やデスク、支局長などとプライベートにわたる話も聞けます。

内勤記者の場合は、文章の書き方、見出しのつけ方、誤字脱字のチェックなど、記者としての基本を学べる絶好のチャンスです。新人の内勤記者、支局記者は、おおむね2年~3年で次のセクションに異動となるケースが多いようです。