新聞記者とフリーの記者の違い

フリー記者とは?

新聞記者という場合、通常は新聞社勤務の記者を指します。フリー記者は、どの新聞社にも所属しない記者という意味で呼ばれることがありますが、新聞社の場合は、フリー記者を使うことはほとんどないようです。

フリー記者という場合、おおむね雑誌記者、週刊誌記者を指すことが多いようです。

新聞記者は採用試験を受ける

新聞記者はほとんどの場合、新聞社の定期採用試験に合格することが前提となります。新聞社の定期採用試験は、編集とその他の部門に分けて試験が行われます。新聞記者を志す人は、編集部門の試験を受けなければなりません。

その他の部門は、営業、広告、販売、総務、印刷等の部門への志望者です。

編集とその他の部門の試験内容は、新聞社にもよりますが、異なった問題が出題されることが多いようです。編集の場合は、記者としての知識や適性などを見るための問題ですので、一般常識問題といっても、かなり高度な問題が出されます。

また、論文・作文も重視されます。外国語や基礎的な国語力、数学、法律、経済等に関しては、編集、その他の部門とも共通した問題が出されます。

編集とその他の部門の試験は、建前上はそれぞれの志望者の適性、素養を見るためですが、受験する学生の側から見ると、大多数の学生は、編集志望であり、その他の部門の試験を受ける学生は少数のようです。

当然、難易度も異なりますので、最初から、その他の部門の試験を受け、合格後に、編集に移ろうという学生も見られます。

新聞社としては、編集とその他の部門に分けて試験をする以上、合格後に人事交流を認めることは基本的にありません。しかし、入社後の勤務成績や適性などを考慮の上、一定の年数を経たあとは、人事交流を行っています。

フリー記者の収入は不安定

フリー記者の場合は、一つの新聞社や雑誌社で仕事をするのでなく、いくつかの週刊誌、雑誌等と契約することによって仕事をします。そのため、収入は給料ではなく、原稿料契約が多いようです。

一つの会社に縛られることのない半面、収入は不安定で、病気などをした場合、直接収入に響きます。また、フリー記者は、官庁や自治体の記者クラブに所属できないケースが多く、取材上、大きなハンディを負うことになります。

フリー記者は、大学卒業後、新聞社、雑誌社、その他の出版社を受験したものの失敗したケース、それら新聞社、出版社に入社後、退社してフリー記者となるケースがあります。いずれにせよ、フリー記者は、取材や収入などで、ある程度のハンディを負うことはやむを得ないと思われます。