指揮者の求人・採用募集状況

指揮者の就職活動

指揮者を目指す人は、一般的に、音楽大学の指揮科を卒業して就職活動を行います。

指揮者にとっての主な就職先は、オーケストラです。

日本には30を超えるプロのオーケストラがありますが、それぞれには既にプロの指揮者がついているため、有名なオーケストラに所属するのは簡単なことではありません。

そこで、指揮者としての技術を磨くために有名な指揮者のもとに弟子入りをしたり、海外のオーケストラに所属する人もいます。

あるいは、日本国内でアマチュアオーケストラの指揮者を経験してから、有名なオーケストラに応募する人もいるようです。

ピアニストやヴァイオリニストなどの演奏家と同様、プロの指揮者として採用してもらうためには、指揮者としての経験はもちろん、実績も問われることになります。

国内外で開催されている指揮者のコンクールに出場し、賞を取ることでオーケストラにも所属しやすくなります。

なお、コンクールの種類は規模が大きければ大きいほど、そして著名度があればあるほど、入賞したときの評価も高くなります。

若手指揮者の採用状況

音楽大学の中でも、指揮科を設置しているところは限られています。

さらに、オーケストラ等による指揮者の求人件数はかなり少ないため、若手指揮者の採用状況は決して良いとはいえません。

そのため、どうしても若いうちは下積みが中心となります。コツコツと指揮の練習や研究を重ねて、コンクールの入賞を目指す人が大勢います。

ただし、地道に活動を続けていると、ごくまれに有名なオーケストラの目に留まりスカウトを受けることもあるようです。

そのほか、オーケストラの中にはオーディションを行っているところもあるため、オーディションを受けてみることもひとつの方法です。