歯科助手の現状と将来性

厚生労働省の医療施設動態調査によると、現在の歯科医院数は6万8000件を越えています。

歯科医院の数が増えるほど、それに比例して歯科助手の需要が高まるといえますが、歯科助手の現状と将来性はどうなのでしょうか。

自費診療に対する関心の高まり

従来は、むし歯などで口の中の健康に不具合が生じたときに歯科医院に通院するのが一般的でした。

ですが近年では、歯の美容として通う人も増えている状況です。

歯を白くするホワイトニングをはじめとした、見た目の美しさを求める審美歯科はとくに女性に人気があります。また、インプラントは年齢性別問わず人気が高まっています。

これらは保険が適用されない自費診療になりますが、審美歯科の需要に対応するため開業する歯科医院もあります。

審美歯科やインプラントは歯科業界ではまだまだ新しい分野として成長途中なので、今後も需要が伸びると予測されています。

治療以外で歯科医院に通う人が増えれば、歯科助手の役割も変わってくるかもしれません。

高齢化社会

内閣府よると現在、5人に1人が65歳以上の高齢者であるという調査報告が出ています。

歯科医院の患者さんは、歯が生え変わるといわれる5歳から9歳の小児と、口の中の健康が衰え始める中高年が中心になっています。

高齢化社会が進む日本において、今後も歯科の需要が高まると予測されています。

高齢者が増えると、歯科医院に通院できない要介護者も必然的に増えるので、自宅や病院で診療する訪問歯科の需要も高まります。それに伴い歯科助手も必要になってくるでしょう。

以上のように、歯科助手はこれから先も必然不可欠な存在といえますが、社会状況が変化しても患者さん一人ひとりに思いやりを持った応対をする大切さは変わりません。

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