歯科医師の資格・免許

歯科医師免許

歯科医師になるには、歯科大学や大学歯学部を卒業後、歯科医師国家試験に合格し、歯科医師免許の交付を受ける必要があります。歯科医師免許は、歯科医師国家試験に合格した後、歯科医籍に登録すると厚生労働大臣から発行されます。

なお、近年は歯科医師過剰問題もあり、歯科医師国家試験の合格率は年々低下傾向にあるといわれています。

歯科医師国家試験の受験条件

歯科医師国家試験の受験条件には以下の4つがあります。と言っても、受験者の大半は第一項に定められている日本国内の歯科大学、大学歯学部卒業生で、その他の受験者は総受験者数の0.1%程度です。

【歯科医師国家試験の受験条件】
(1) 学校教育法(昭和22年法律第26号)に基づく大学において、歯学の正規の課程を修めて卒業した者(平成25年3月11日(月曜日)までに卒業する見込みの者を含む。)
(2) 歯科医師国家試験予備試験に合格した者で、合格した後1年以上の診療及び口腔(くう)衛生に関する実地修練を経たもの(平成25年3月11日(月曜日)までに実地修練を終える見込みの者を含む。)
(3) 外国の歯科医学校を卒業し、又は外国で歯科医師免許を得た者であって、厚生労働大臣が(1)又は(2)に掲げる者と同等以上の学力及び技能を有し、かつ、適当と認定したもの
(4) 沖縄の復帰に伴う厚生省関係法令の適用の特別措置等に関する政令(昭和47年政令第108号)第18条第1項の規定により歯科医師法の規定による歯科医師免許を受けたものとみなされる者であって、厚生労働大臣が認定したもの
※ 厚生労働省HPより抜粋

歯科医師免許に付与される資格

歯科医師免許を取ると以下の資格が自動的に付与されます。
・食品衛生管理者
・衛生検査技師
・衛生管理者

また、以下の資格の受験資格、または試験の一部免除が与えられます。
・臨床検査技師
・歯科技工士
・労働衛生コンサルタント

歯科医師免許以外の資格

歯科医師免許の交付を受けた後、指定機関による数年の臨床経験、論文や研究発表、症例提出、講義受講等の基準を満たし、試験に合格することで専門医資格を取ることができます。

専門医には口腔外科専門医や歯科麻酔専門医、日本歯周病学会認定歯周病専門医、小児歯科専門医、歯科放射線専門医、口腔インプラント専門医、日本矯正歯科学界専門医などさまざまなものがあります。

また、この他に認定医といった資格もあります。

歯科医師過剰時代と言われる現代では、特定の疾患や症例に対して知識を深め、得意分野、専門分野を持つ「○○専門医」「○○認定医」として看板を掲げることは、歯科医師として生き残っていく上でも大切なことと言えます。

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