歯科技工士の大変なこと、苦労

集中力が問われる仕事

どんな仕事にも大変さや苦労はつきものです。よりより仕事をしようとするとき、さまざまな環境の壁に突き当たったり、悩んでしまうこともあるでしょう。

歯科技工士の職業として真っ先に思い浮かぶ苦労は、なんといっても精密で小さな義歯を作成したり修復することなので、ミクロの細かな作業がずっと続くことです。

ちょっとした不注意や手先のブレが患者さんの装着感にマイナスとなって現れてしまいますので、常に集中力をキープすることが大切です。ずっと同じ距離の作業をし続けるので目が疲れやすく年齢が上がるとともにピントを合わせるのに苦労をするという歯科技工士もいます。

作業自体は義歯の土台となる材料を削り続ける作業もおおいため、仕事場には常に粉じんがつきまといます。鼻やのどなどを痛めるおそれもあります。

労働環境が厳しい一面も

仕事自体の苦労とともに気になるのが給与や労働環境といった待遇面です。歯科技工士は仕事のわりに給料がそれほど高くはないうえ、歯科技工所はたくさんあるので競合している技工所との価格競争で値段を安く引き受けることもあるようです。

しかし、努力を続けて高いスキルを身につけた歯科技工士ならば、やった仕事に見合った報酬を得られるように歩合制で働いたり、なかには独立開業をして歯科技工所を経営することもできます。

また、職場では一人で黙々と、長時間作業に集中することとなりますので、職場の人間関係のストレスはあまりないぶん、人とのコミュニケーションが好きだという人にはつらい面もあります。