歯科技工士の勤務時間、休日

納期前は長時間残業も

厚生労働省の平成25年度の賃金構造基本統計調査によれば、平均年齢36.7歳で勤続年数10年とした場合の平均的な労働時間は月間178時間、超過時間である残業は月間19時間程度となっています。

これはあくまでアンケート上の結果であり、歯科技工士の勤務時間の実態はさらに厳しいものとなっています。

なぜなら、歯科医院からの依頼に合わせて注文の納品日に合わせなければならないので、時間外であっても長時間残業をしなければならないことも多いからです。

とくに歯科医師からの信頼が厚い、繁盛している歯科技工所であればあるほど急ぎの仕事も多くなり勤務時間が長めになる傾向が強いようです。

なかには残業時間が100時間を超えるようなところもあるといいます。

休日もなかなか休めないのが現状

独立開業して歯科技工所を持ち社員を雇った歯科技工士であっても自分も作業に参加することも多く休みもなくなることもあります。

日本歯科技工士連盟の資料によると、歯科技工所のうち週休二日制(完全週休二日制または週休二日制)を導入しているのは全体の40%にも満たない一方、週休一日制が続いている事業所も4分の1ほど存在しています。

また、歯科医院は水曜日や木曜日が休みであったり土曜日は半日診療だったりしますので、歯科技工所もそれに合わせて休日をシフト制にしたり休みを振り替えたりして対応しています。

朝も早出が多かったり夜も遅くなったりと労働時間の面では大変です。コツコツと作業することが苦でない人でないと、歯科技工士として働くことは厳しいかもしれません。