仕事体験談 将来的にも職に困ることはない仕事 回答者 : あやぽんさん(女性/33歳) 職業名 : 歯科衛生士現在の状態 : 経験者経験年数 : 10年 仕事内容 東京都内の従業員20名以上の、少し大きめな開業医で7年間働いていました。 歯科医師のアシスタントのような業務から、予防歯科といって、歯石を除去したり、歯のクリーニングをする業務がありました。 予防歯科では、歯科衛生士も担当制で、自分の患者さんを持ち、定期的にメインテナンスを行っていたので、患者さんとの信頼関係もとても重要で、非常にやりがいのある仕事でした。 歯科医院には、歯科医師・歯科助手・歯科衛生士・受付など、様々な職種がチームとなって働いています。 私の働いた医院では、それぞれが、それぞれの役割を行う事になっていたので、歯科衛生士が受付などをする事はほとんどありませんでした。 歯科衛生士の専門業務である予防歯科に携わる時間が非常に多かったです。 その後、静岡県内の行政機関の非常勤歯科衛生士として、3年間働きました。 保健センターに所属しており、歯科相談を受けたり、子ども向けの歯科教室の運営、歯科保健に関わる講座の運営などを行っていました。 非常勤職員でしたので、常勤の方のサポートがメインでした。 人前でレクチャーをしたりする事も多く、空いた時間での勉強が欠かせませんでした。 大学時代にアルバイトで歯科助手をした事がきっかけで、歯科衛生士に興味を持ち、資格取得を目指すようになりました。 仕事のやりがい 患者さんから「ありがとう」と言われたり、患者さんが笑顔になってくれるのが一番のやりがいです。 歯科医院に来る患者さんは、痛みがある方、口元にコンプレックスがある方など、何らかしらの問題を抱えてきます。 来院する時に、笑顔で来院する方は、ほとんどいません。 歯科医院は、「怖い」「痛い」といったマイナスイメージが多いのですが、できるだけ患者さんの不安を取り除けるように、コミュニケーションをとります。 患者さんが笑顔になると、こちらもうれしくなります。 覚悟しておいた方がいいこと けっこう体力がいります。 仕事中は、基本動いています。 立ち仕事も多いですし、施術中は、患者さんの口の中を覗き込むので、肩こりや腰痛、背中の痛みなどが持病になりました。 長く続けるためには、正しい姿勢を心がけることも重要だと思います。 歯科医院は、コンビニの数より多いと言われています。 その中で歯科衛生士は足りていないのが現状なので、職探しには困りません。 また、これからの時代、痛くなってから治療するのでは無く、虫歯や歯周病にならないよう、予防をする時代になっていくと思います。 予防歯科は、歯科衛生士が専門的にできる仕事なので、これからもっと需要は多くなるでしょう。 給料・待遇 20歳の時、初任給は20万程度でした。 7年間働きましたが、毎年1万円ずつ昇給がありました。 ボーナスも年2回あり、それぞれ1か月分と2か月分でした。 普通のOLさんより、ほんの少し高い程度だと思います。 ただし、歯科医院は、患者獲得のために、土日も開業したり、夜遅くまでやっている所も多く大変だと思います。 私の場合も、年中無休のシフト制で、夜は8時までやっている歯科医院でした。 行政の非常勤歯科衛生士は、週休3日で、手取りで13万円ほどでした。 資格手当などは無く、非常勤の職員は、事務職であれ、技術職であれ、皆同じでした。 この職業の恋愛・結婚事情 同僚の歯科衛生士では、恋人が居る人がかなり多かったように思います。 女性に多い職種ですし、同僚が企画した合コンも頻繁にありました。 歯科医師との出会いもあります。 歯科医師と付き合う子も何人かいましたが、一般の人と付き合う人の方が多かったです。 患者さんから、頻繁にデートなどに誘われます。 そこから恋愛に発展した人も何人か知っています。 20代の頃でしたので、そこから結婚したかどうかは、わかりません。 夜遅くなることも多い仕事なので、結婚後、子どもが生まれると辞めてしまう人が多いのが現状です。 この職業を目指す人へのメッセージ とてもやりがいのある仕事だと思います。 資格を取るのは大変ですが、この仕事は、将来的にも職に困ることはないと思います。 ただし、子どもが生まれるなど、人生の中で色々あると思いますが、ずっと正社員で働き続けるのは、難しいかもしれません。 40代を過ぎてからでも、パートの仕事はたくさんあります。 前の記事へ 次の記事へ
歯科医師のアシスタントのような業務から、予防歯科といって、歯石を除去したり、歯のクリーニングをする業務がありました。
予防歯科では、歯科衛生士も担当制で、自分の患者さんを持ち、定期的にメインテナンスを行っていたので、患者さんとの信頼関係もとても重要で、非常にやりがいのある仕事でした。
歯科医院には、歯科医師・歯科助手・歯科衛生士・受付など、様々な職種がチームとなって働いています。
私の働いた医院では、それぞれが、それぞれの役割を行う事になっていたので、歯科衛生士が受付などをする事はほとんどありませんでした。
歯科衛生士の専門業務である予防歯科に携わる時間が非常に多かったです。
その後、静岡県内の行政機関の非常勤歯科衛生士として、3年間働きました。
保健センターに所属しており、歯科相談を受けたり、子ども向けの歯科教室の運営、歯科保健に関わる講座の運営などを行っていました。
非常勤職員でしたので、常勤の方のサポートがメインでした。
人前でレクチャーをしたりする事も多く、空いた時間での勉強が欠かせませんでした。
大学時代にアルバイトで歯科助手をした事がきっかけで、歯科衛生士に興味を持ち、資格取得を目指すようになりました。
歯科医院に来る患者さんは、痛みがある方、口元にコンプレックスがある方など、何らかしらの問題を抱えてきます。
来院する時に、笑顔で来院する方は、ほとんどいません。
歯科医院は、「怖い」「痛い」といったマイナスイメージが多いのですが、できるだけ患者さんの不安を取り除けるように、コミュニケーションをとります。
患者さんが笑顔になると、こちらもうれしくなります。
仕事中は、基本動いています。
立ち仕事も多いですし、施術中は、患者さんの口の中を覗き込むので、肩こりや腰痛、背中の痛みなどが持病になりました。
長く続けるためには、正しい姿勢を心がけることも重要だと思います。
歯科医院は、コンビニの数より多いと言われています。
その中で歯科衛生士は足りていないのが現状なので、職探しには困りません。
また、これからの時代、痛くなってから治療するのでは無く、虫歯や歯周病にならないよう、予防をする時代になっていくと思います。
予防歯科は、歯科衛生士が専門的にできる仕事なので、これからもっと需要は多くなるでしょう。
7年間働きましたが、毎年1万円ずつ昇給がありました。
ボーナスも年2回あり、それぞれ1か月分と2か月分でした。
普通のOLさんより、ほんの少し高い程度だと思います。
ただし、歯科医院は、患者獲得のために、土日も開業したり、夜遅くまでやっている所も多く大変だと思います。
私の場合も、年中無休のシフト制で、夜は8時までやっている歯科医院でした。
行政の非常勤歯科衛生士は、週休3日で、手取りで13万円ほどでした。
資格手当などは無く、非常勤の職員は、事務職であれ、技術職であれ、皆同じでした。
女性に多い職種ですし、同僚が企画した合コンも頻繁にありました。
歯科医師との出会いもあります。
歯科医師と付き合う子も何人かいましたが、一般の人と付き合う人の方が多かったです。
患者さんから、頻繁にデートなどに誘われます。
そこから恋愛に発展した人も何人か知っています。
20代の頃でしたので、そこから結婚したかどうかは、わかりません。
夜遅くなることも多い仕事なので、結婚後、子どもが生まれると辞めてしまう人が多いのが現状です。
資格を取るのは大変ですが、この仕事は、将来的にも職に困ることはないと思います。
ただし、子どもが生まれるなど、人生の中で色々あると思いますが、ずっと正社員で働き続けるのは、難しいかもしれません。
40代を過ぎてからでも、パートの仕事はたくさんあります。