司法書士の勤務時間・休日

  
司法書士は日中の時間帯を中心に働いており、夜勤は通常ありません。

突発的な出勤もほとんどないため予定が立てやすく、オンオフをしっかりとつけて働きやすい点は司法書士のメリットです。

この記事では、司法書士の勤務時間・休日について解説します。

司法書士の勤務時間

ほとんどの司法書士事務所では、一般企業の日勤の会社員と同じように、勤務時間は9時~17時前後に設定されています。

司法書士の仕事は法務局や裁判所との関連性が高く、それら公的機関の営業時間に合わせて仕事をする必要性があるため、極端に朝が早くなったり、夜が遅くなったりするケースはまれです。

独立開業している場合の勤務時間も、基本的には勤務司法書士と変わりありませんが、自身のスケジュールよりも依頼者の都合を優先させないといけない関係上、やや不規則になりやすいといえます。

また独立司法書士は、こなした案件の数がそのまま自身の収入に直結するため、どうしても数多くの仕事を抱え込みがちで、勤務司法書士と比べると労働時間は長くなりやすい傾向にあります。

ただし、あくまで業務量は自分次第であり、案件の受注をセーブすることで勤務時間を調整することもできるでしょう。

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司法書士の休日

司法書士の休日は、法務局や裁判所に合わせて土日祝日を基本となります。

ゴールデンウイークやお盆、年末年始などには、まとまった長期休暇を取得しやすいでしょう。

しかし司法書士事務所は大半が小規模であり、また登記手続きなどを行うには司法書士資格が必須であるため、ほかのスタッフで代替が効きにくいという特有の事情があります。

職場によっては有給が取得しにくかったり、産休や育児休暇制度が整っていなかったりする場合もあります。

ライフイベントの多い女性の場合は、スタッフ数の充実している大手司法書士法人など、福利厚生制度の充実している企業に就職したほうが無難かもしれません。

司法書士の残業時間

司法書士は、ほかの業種と比較すると、残業時間はそこまで多くない部類に入るといえます。

17時をまわると役所の窓口などが閉まってしまう関係上、公的書類の取得や提出といった一部業務がどうしても進められなくなるため、残業してもできることが限られるという側面もあります。

ただし、業務量が多くて書類作成などの作業が残ってしまったり、書類の提出期日などが間近に迫っている場合などは、残業して処理しないといけないときもあるでしょう。

それでも、連日深夜までの残業に追われ、終電での帰宅を余儀なくされるというケースはほとんどないため、ワークライフバランスは取りやすい職業といえます。

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司法書士の業務量

働き方によっても多少異なりますが、司法書士の業務量については、ある程度自分でコントロールできます。

このため、多くの収入を得ようとすれば、多数の案件を同時並行で処理するために、ろくに休憩時間も取れず忙しく働かないといけない状況になることもあり得ます。

とくに独立している場合、年度末などの案件が集中する繁忙期については、徹夜に近い働き方になるケースもあるかもしれません。

ただ、総じていえば、司法書士がそこまで激務になる可能性はあまり高くないでしょう。

司法書士の休日の過ごし方

司法書士は突発的に休日出勤などが必要になるケースは少なく、あらかじめスケジュールを立てやすい職業といえます。

このため、家族や友人と旅行やキャンプに出かけたりして、のんびりとリフレッシュする人が多いようです。

ただ、独立している司法書士については、顧客のアポイントが土日にしか取れないケースもあり、面談のために出勤しないといけない日もあります。

また、最新の法改正に対応したり、法律知識を増やして仕事に生かすために、休日を勉強時間に充てるケースもあります。

なかには、休みを利用して「行政書士」や「土地家屋調査士」などの関連資格取得に励む人もいます。

司法書士の1日・生活スタイル

司法書士の勤務時間・休日のまとめ

ほとんどの司法書士事務所では、勤務時間は9時~17時前後に設定されています。

司法書士は法務局や裁判所などの営業時間に合わせて仕事をすることから、極端に朝が早くなったり、夜が遅くなったりするケースはまれです。

休日も土日祝日を中心にきちんと取得できる場合が多いです。

独立開業している場合も基本的には変わりありませんが、依頼者の都合を優先させないといけないこともあり、やや不規則になりやすい場合があります。

年度末など案件が集中する繁忙期もありますが、比較的そこまで激務になる可能性はあまり高くないでしょう。

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