市議会議員の生活

市議会議員(市議)の生活は、議会会期中と会期外(閉会中)の2つに大別できます。そしてもう1点、市議の生活で特徴的なのが4年に1度の選挙。

それぞれの期間の暮らしぶりについて紹介していきましょう。

1年間の内、約87日は議会中心の生活

市議会は、一般に3月、6月、9月、12月の年4回開かれる定例会と随時開催の臨時会があり、これらの開催される合計日数は1年間で平均87日です。

基本的に議会は午前9時~10時くらいにスタートし、午後5時くらいまでには閉会します。

市議の議会での主な仕事は、議案の提出や審議、行政が適切に進められているかの確認などです。

さて、議会会期中といっても市議は議会に出席しているだけではありません。議会の合間に開かれる委員会に参加したり、議員の有志と予算要望を検討し、予算要望書にまとめて提出したりなどしています。

夜も会合や視察、歓迎会に顔を出し、意見を聞いたり、情報を集めたり、人脈を広げたりなど活動します。

残りの278日は議会の外で活動

会期外の市議は、活躍の場を議会から市全体に変え、精力的に人に会います。市民の要望に耳を傾け、専門家の意見を聞き、視察に出かけ、夜には自宅で質疑をまとめたり、要望書を作成します。

週末も、地域のイベントに顔を出すことが多く、ちゃんとした休日はなかなかとれないようです。

進退をかけて戦う7日間の選挙運動

市議の任期は4年。市議は4年ごとに実施される市議会議員選挙に出馬して、任期4年の活動についての評価を有権者に問うことになります。

投票日までの7日間の選挙運動中、市議は、自らの陣営の幹部スタッフやボランティアスタッフと力を合わせ、選挙カーで市内を巡り、演説会を開き、一人でも多くの有権者と言葉を交わし、握手して支持を訴えます。

市議は自らのスケジュールをこなすだけでなく、常に陣営全体の空気を読んで、スタッフに声をかけ、彼らの気持ちを引き締めたり、緩めてリラックスさせたりしながら選挙運動を展開します。

市議の生活は非常に多忙。夜や休日に働くことも珍しくないようです。

おまけに4年に1度の選挙は「落ちれば無職」という大きなリスク。一方で、当選した時の嬉しさは格別のようです。

多くの市議は自分の信じる道を生きる毎日は、厳しくとも充実した「濃い人生」だといいます。