市議会議員に落選してしまったら

収入、どうする?

会社の経営者、個人事業主であれば、一時的に経営を右腕に任せたり、休業したりなどして出馬できますから、落選しても比較的ラクに出馬前の仕事に戻れます。

一方、会社員など組織に属している人は、通常、仕事を辞めて選挙に挑みます。

したがって、落選すると無職ということになります。まだしも若い候補者で再出馬しないなら、新たな就職先を探すことになります。

しかし再出馬を目指すなら、パート・アルバイトで生活費を稼ぎながら、次の選挙に向けて準備するケースが多いようです。

落選者が家族持ちの男性の場合、夫のバイト代では食べていけず、妻の収入で家族を支えるケースもあるようです。

供託金、戻ってくる?

落選を考えたとき、まず気になるのが収入や仕事、その次は供託金です。供託金とは立候補者が一時的に預けるお金のこと。

政令指定市の市議選の候補者は50万円、それ以外の市の候補者は30万円を供託金として出馬します。

供託金は、落選しても、一定の得票数を得ていれば選挙後に返されますが、必要な得票数を下回ると没収されることに。

ただし、一般に、真面目に選挙に取り組めば、そうそう没収という事態には陥らないようです。

落選したら、真っ先にやるべきこと

落選した本人にとっては、今後の生活をどうするかが目の前の最重要課題。

しかし、再選を考えているなら、生活の心配より先にやるべきことがあります。後援会会長をはじめ、自らを支えてくれた支援者、ボランティアスタッフに落選のお詫びと再出馬への決意を伝えることです。

落選は候補者にとってはもちろんですが、周囲の支援者にとってもショックなこと。肩を落としている人たちを何より元気づけるのは、再出馬の決意表明です。

決意表明を落選後、即、行わないと、支援者の気持ちが離れていくといいます。

そして、候補者のすぐそばで支えてくれた家族にも、感謝の気持ちと再出馬の意向を伝えます。家族が、再出馬に反対する場合、焦らず、粘り強く気持ちを伝え、協力を得ていくようです。

さらに、できるだけ早く、自らの政策や市政への意見を綴った個人新聞の配布、駅前での辻立ちなどの政治活動を再開し、経済的、時間的に無理のない範囲で継続します。

これらの政治活動を通じて支援者との関係を強化しながら、次の選挙につなげていきます。