車掌の給料・年収

年収・初任給

鉄道会社の社員の給料は、勤続年数やポジションによって給料が異なります。初任給も高卒、大卒それぞれで異なりますが、高校を出て現業職に就いた場合、16万円から18万円程度が相場となっています。

車掌の平均年収は580万円程度となっていますが、鉄道会社ごとに差があるほか、各社とも毎年の業績によって多少の変動があるようです。夜勤の回数や残業の有無などによっても変わってきます。

全体的に見ると、地方の鉄道会社よりも都市部の鉄道会社、また中小の鉄道会社よりも大手鉄道会社のほうが、年収は高い傾向にあります。

昇級は年に一回、また賞与(ボーナス)は夏と冬の年二回支給されるケースが一般的です。各種手当は各社によって内容が異なるものの、交通費手当、住宅手当、家族手当などのほか、時間外手当(残業代)や休日出勤手当などが支給されています。

車掌は電車運転士と比べると若干給料が下がりますが、駅員よりは高い給料をもらうことができます。

参考までに東京メトロの初任給を掲載します。
<2010年エキスパート職入社初任給実績:例(月給:扶養者無し)>
※ 2010年4月1日時点で、下記年齢の方
・20歳の場合 177,000円以上
・22歳の場合 183,000円以上
・24歳の場合 189,000円以上
・30歳の場合 207,000円以上
・35歳の場合 222,000円以上

待遇・福利厚生

鉄道各社は、福利厚生に力を入れているところが多くみられます。一例を挙げると、社会保険や各種慶弔金制度、クラブ活動、保養所の利用などがあります。

住宅に関しては手当を利用することも可能ですが、自社の社宅を利用すれば非常に安く住むことができるようです。

世間が休みの時期にはなかなか休めないものの、繁忙期を除けば積極的に有給休暇を使うことも可能です。不規則かつ体力、気力を使う仕事でありますが、その分各社とも安定した待遇と充実した福利厚生の下、社員が安心して働ける環境を整えているようです。

車掌の平均年収統計

厚生労働省の平成27年賃金構造基本統計調査によると、車掌の平均年収は38.2歳で550万円ほどとなっています。

・平均年齢:38.2歳
・勤続年数:17.4年
・労働時間:147時間/月
・超過労働:14時間/月
・月額給与:339,900円
・年間賞与:1,425,300円
・平均年収:5,504,100円

出典:厚生労働省「平成27年 賃金構造基本統計調査」
※平均年収は、きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額にて計算。
※本統計はサンプル数が少ないため、必ずしも実態を反映しているとは限りません。

平成27年 車掌の年収(規模別 ※男性のみ)

車掌の年収は、勤務先の事業所の規模が大きくなるほど高くなっています。10〜99人規模に勤める電車車掌の平均年収は290万円、100〜999人規模は624万円、1000人以上規模は547万円、10人以上規模平均は550万円となっています。
電車車掌の年収(規模別)_27

平成27年度 車掌の年収(年齢別 ※男性のみ)

車掌の年収は、年齢とともに徐々に上がっています。

平均年収は566万円となっています。
電車車掌の年収(年齢別)_27

※本統計は、調査の母数が少ないため、必ずしも実態を反映していない可能性があります。