女性の社会保険労務士

女性が活躍しやすい職業

現代は、さまざまな業界において女性が第一線で活躍するようになりましたが、社会保険労務士はとくに女性が活躍しやすい職業だといわれています。

体力や持久力が要求されるわけではなく、事務作業をどれだけ正確に、丁寧にこなせるかどうかが重視される仕事であるため、女性の細やかさ、几帳面さを生かしやすいというのがその理由のひとつにあるようです。

さらに、年金や保険に対する関心は男性よりも女性のほうが高いケースも多く、女性にとって身近な問題を扱えることから、社会保険労務士は女性向きの仕事だと言っても過言ではありません。

復職のしやすさが人気の秘密

社会保険労務士が女性に適しているもうひとつの理由として、結婚や育児や介護で一度は現場を離れても、また復帰しやすいということがあります。

特別な資格がない一般の事務職では、再就職をしようと考えたときに年齢が高いとなかなか採用されないケースもありますが、国家資格である社会保険労務士の場合は専門性が高いため、社会保険労務事務所から企業の総務部などまで、さまざまな再就職先を見つけやすくなっています。

また、正社員以外にも多様な雇用形態が望めることも特徴のひとつです。

たとえば企業の総務や経理スタッフは、正社員だけでなく、契約社員、派遣社員、パートとさまざまな雇用形態があります。

社会保険労務士の資格を生かして、家庭との両立をめざしながら短時間で適度に働くということも可能です。

また、キャリアをある程度築いて自分の思い通りの仕事をしたいのであれば、独立という道も考えられます。

増えてきた女性社会保険労務士

最近の社会保険労務士試験合格者の男女比を見てみると、男性が66.1%、女性が33.9%(平成28年度の場合)。合格者の約3人に1人が女性ということになります。

この数字は、年によって若干波がありますが、以前に比べると少しずつ増加傾向にあります。

もともと企業の総務担当者として働いていた人が社会保険労務士に挑戦するケースも増えており、今後もこの資格取得をめざす女性が増えていくことが考えられます。