社会保険労務士は結婚・子育てしながら続けられる?

女性に人気の社会保険労務士

社会保険労務士は、男性も女性も活躍していますが、とくに女性に人気の資格として知られています。

近年の社会保険労務士の試験合格者の男女比を見てみると、男性が66.1%、女性が33.9%(平成28年度)です。

合格者の約3人に1人が女性ということになり、ひと昔前に比べて女性の割合が増加傾向にあることからも、女性の注目度が高い仕事だといえるでしょう。

このように、社会保険労務士が女性に人気となっている理由のひとつが、仕事が結婚や育児と両立しやすい職業だと考えられる点にあります。

結婚・子育てと両立しやすい理由

では、社会保険労務士は、なぜ結婚や育児と両立しやすいといえるのでしょうか。

さまざまな理由が考えられますが、ひとつは、社会保険労務士は事務作業をいかに正確に、丁寧にこなせるかどうかが重視される仕事であるため、体力的に無理なく働きやすいということがあります。

デスクワークが中心であり、接客業のように立ちっぱなしというわけでもなく、営業職のように外回りや出張の連続というわけでもないため、家事や育児との両立のために体力を温存して働きたいという女性には、ちょうどよい仕事内容となるでしょう。

また、女性が結婚や妊娠出産をすると、年金や健康保険のことが自然と身近な問題になります。

こういったことに対する関心や体験を仕事に生かせるという意味でも、社会保険労務士は女性に適しているといえます。

結婚や出産、育児などに関する制度は、職場となる企業や事務所によって異なりますが、女性が比較的多く活躍しているところであれば、比較的充実している場合が多いようです。

国家資格の強みを生かして働く

さらに、社会保険労務士は国家資格であり、有効期限はないため、一度取得すればずっとその資格を生かして働くことができます。

もし結婚や育児で一度現場を離れてしまっても、復職しやすいということもあります。

一般の事務職では、再就職をしようと考えたときに年齢が高いことでなかなか採用されないケースもありますが、社会保険労務士は専門性が高い仕事であるため、社会保険労務士の事務所から企業の総務部まで、再就職しやすいと考えられます。

ただし、法改正が頻繁に行われることもあるため、最新の情報を入手することは欠かせません。