社会保険労務士に必要な知識、スキル

専門知識の習得と勉強の継続は不可欠

社会保険労務士にとってまず必要な知識は、実務を進めるうえで必須となる「保険や年金、労務管理」などに関する専門知識です。

これらは国家試験をパスするために学ぶことでもあり、資格を取得すれば最低限の知識を備えていることを示すことができます。

しかし、このような分野の法律は毎年のように改正が進んでおり、新しい情報が次々と生まれてきます。それらを確実に入手しなければ、間違った成果をお客さまに提供してしまう可能性が高まります。

したがって、社会保険労務士は、いざ仕事に就いてからも自主的に書籍などを読んで勉強したり、セミナーや講演会に参加して専門知識を蓄えたりする努力が欠かせません。

事務処理能力やコンサルティング能力

社会保険労務士は、お客さまから依頼を請けて、労務や保険関連の書類作成や手続き代行業務などを担当します。

そこでは、ち密さを要求される作業が多く、集中して机に向かう時間が長くなります。

最近はパソコンを使った作業が中心となるため、事務処理能力が高いに越したことはありません。

また、お客さまの抱える課題についてコンサルティングすることも、社会保険労務士の重要な仕事の一部です。

相手の話をよく聞いて理解し、専門的な話をわかりやすく伝えるといった力も求められます。

独立する場合は別のスキルも必要

なかには、社会保険労務士の資格をもって独立開業する人もいます。

会社などに所属するのとは異なり、独立するとなれば個人で仕事をとってこなくてはなりません。そのため、必然的に「営業力」が求められていきます。

どれだけ社会保険労務士としての専門知識を有していても、自分という存在を世の中に認めてもらい、仕事を依頼してもらえなければ、収入はまったく入ってこない状況になってしまいます。

新規顧客をどう開拓していくかということは、独立した社会保険労務士にとっての重要なテーマです。