社会福祉主事になるための学校(大学、専門学校、短大、通信講座)

社会福祉主事になるためには、まず社会福祉主事任用資格を得る必要があります。この資格の取得方法はいくつもありますが、その主な方法として、特定の学校に通うことが挙げられます。

ここでは、社会福祉主事任用資格が得られる学校について紹介していきます。

大学

社会福祉主事任用資格の取得方法のひとつに、「大学等において社会福祉に関する科目を3科目以上修めて卒業した者」というものがあります。

ここでいう「大学等」というのは、学校教育法に定める大学であり、短大も含まれます。

また、「社会福祉に関する科目」というのは通称「指定科目」と呼ばれており、厚生労働大臣が指定する科目となります。

指定科目には「社会福祉概論」「身体障害者福祉論」「児童福祉論」など、社会福祉に直接的に関わるようなものから、「法学」「民法」「行政法」「心理学」「倫理学」など、一般的なものもあります。

指定科目は約30あり、このうち3科目以上を履修して卒業することで、社会福祉任用資格を得ることが可能です。

なお、学校教育法に定める大学で指定科目を履修してさえいれば、大学の種類や学部は問われません。つまり、福祉系の大学や学部でなくても社会福祉主事任用資格を得ることは可能ということです。

専門学校

上記の方法のほか、社会福祉主事任用資格の取得方法として「指定養成機関を修了した者」というものもあります。

ここでいう「指定養成機関」とは、主に専門学校のことを指します。

厚生労働大臣が指定する専門学校では、社会福祉主事になるための指定科目がカリキュラムに組み込まれており、卒業すると同時に社会福祉主事任用資格を取得することが可能となっています。

専門学校の多くは2年制となっており、なかには「介護福祉士」など、別の社会福祉関連資格も同時に取得できる学校もあります。

通信講座

ここまで挙げてきた大学や専門学校の多くは「通学制」となっていますが、一部、「通信過程」を設けているところもあります。

通信課程では、基本的に「通信授業(自宅学習)」を中心としながら、「面接授業(スクーリング)」も併せた2本柱で学んでいきます。

こうした学校でも指定された科目を修了することで、通学制の学校に通った場合と同様に社会福祉主事任用資格が得られます。