社会福祉士と精神保健福祉士のW受験

W受験のポイント

W受験とは、「社会福祉士」と「精神保健福祉士」の国家試験を受験することです。

精神保健福祉士の仕事

両資格を取得することで社会福祉と精神保健の両分野で活躍することができ、就職や転職、キャリアアップにも有利です。

1.社会福祉士の勉強に5教科追加学習するだけでOK

W受験をするには社会福祉分野と精神保健分野両方の勉強が必要になりますが、実はふたつのカリキュラムには共通点があります。

社会福祉士と精神保健福祉士の国家試験には共通科目(8科目)が存在し、そのうえに社会福祉士ならば社会福祉専門科目の5科目、精神保健福祉士なら精神保健専門科目の5科目の各13科目から試験問題が出題されます。

ですから、考えようによっては、勉強する科目を5教科増やすだけで、2つの国家資格を手に入れることができるというわけです。

2.再受験に有利

W受験をしたけれど、ひとつの資格しか取れなかった…という場合も、お得な点があります。

どちらかの資格を有していれば、再受験の「共通科目」問題が免除され、専門科目のみの受験だけで合否が決まる仕組みとなっています。

そのため、再試験では学習科目が13科目から5科目に激減し、しっかりと試験に備えることができ、再試験では合格率もグッと高くなります。

なお、平成26年の社会福祉士の合格率は27.5%、精神保健福祉士の合格率は58.3%ですから、難易度的に簡単な精神保健福祉士を取得し、次年度に社会福祉士を受ける方法もW取得におすすめの方法といえるでしょう。

高校生がW受験を考えるなら?

もし社会福祉分野に興味もっているのなら、高校生のうちからW受験を検討してもよいでしょう。

社会福祉士と精神保健福祉士をW取得する最短ルートは、福祉系大学のなかでも社会福祉分野、精神保健分野の学部をもつ福祉系大学に入学することです。

一言に福祉系大学といっても、カリキュラムに差があり、入学してみたら精神保健福祉士のカリキュラムがなく、他の通信大学と掛け持ちで学習をしなくてはならないといったケースも多く聞かれます。

そのため、学校選びには、社会福祉士、精神保健福祉士両方の資格取得が可能なカリキュラムをもっているか否かで判断をすることをおすすめします。

ふたつの資格を取得するには、履修科目が増え勉学中心の学生生活を過ごすことになるのも覚悟しておいたほうがよいでしょう。

しかし、大学時代にどれほど勉強したかで将来が大きく左右されるはずです。

社会的弱者を救う重要な役割をもつ社会福祉士と精神保健福祉士。この二つの資格を得ることで、社会福祉分野での活躍の場がグッと広がります。

ぜひW受験を将来の目標のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。

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