社会福祉士の給料・年収

安定した収入が魅力

社会福祉士は福祉分野のさまざまな職域で活躍できる資格です。

そのため職場や職種によって、年収や待遇に大きな違いがあるのが特徴ですが、福祉業界では比較的恵まれた水準にあるといわれています。

正社員でみてみると、自治体の社会福祉協議会、福祉事務所、児童相談所などの場合は公務員として採用されます。

各地方自治体の公務員給与規定に準じた安定した収入を得ることができ、休日数や福利厚生面でも手厚い待遇を受けることができます。

民間の施設で働いた時の給与水準は、その地域での公共機関での勤務と同程度の給与となることが多いようです。

ですが、社会福祉士の多くは、社会福祉法人や医療法人の職員として採用されるので、一般的な会社よりも安定性があります。

また、社会福祉士の資格を有することで資格手当がプラスされるケースが高い傾向にあります。

社会福祉士は、公務員でも、社会福祉施設、病院の職員であっても、将来を有望視されている人材であり、経験を積むことで昇進の道も望めます。

がんばり次第で、キャリアアップと年収アップの両方を叶えることが可能な職業といえるでしょう。

社会福祉士の給与はいったいどれくらい?

実際に社会福祉士はどのくらいのお給料もらっているのかを探ってみましょう。

社会福祉士の初任給の例

・大卒17〜20万円(年収約270〜310万円)
・短大・専門卒15〜18万円(年収約230〜280万円)

手取りで考えると、額面から数万円が保険などで引かれるので10万円台前半〜15万円ということもあります。

社会福祉士2年目、勤続10年の特別養護老人ホーム生活相談員のケース(勤続10年目。在職8年目に社会福祉士を取得)

・基本給:26万円
・賞与:4か月
・役職手当:2万円(生活相談員)
・資格手当:2万5千円(介護福祉士、社会福祉士)
・扶養手当:1万3千円(妻、子供1人)
・住宅手当、保育手当等:2万円

合計年収:約510万円

モデルケースをみてもわかるように、新卒者の給与としてはけして高い水準ではありません。しかし、経験を積み重ねることで、昇進、昇給のチャンスがあるのが社会福祉士の魅力です。

また、社会福祉士の資格の取り方にはさまざまな道筋があり、相談支援の経験をもつ人が働きながら資格を得ることもできるため、社会福祉士としては初心者マークでもすでに相談支援の経験が豊富な人もいます。

そういった人材には、経験年数や能力に応じ給与面で優遇措置がとられることも多くあります。

独立して働く場合

最近では、社会福祉士の新たな働き方として、個人で事務所を構え、相談支援、成年後見人代行などをおこなう「独立型社会福祉士」も増えています。

日本社会福祉士会でも、養成研修を行うなどの取り組みをおこない、社会福祉士の独立を後押ししています。

そんな独立型社会福祉士の収入は、現時点では独立型社会福祉士の絶対数が少ないために、正確なデータが存在していないのが現状です。

まだまだ新しく未開発な部分の多い「独立型社会福祉士」。経営手腕によっては相談者のニーズを得て、安定した経営を叶えることも夢ではありません。

そういった点からも独立型社会福祉士を目指す人が今後さらに増えていくと考えられています。

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