社会福祉士になるための学校

一番の近道は福祉系大学

社会福祉士の資格取得にはさまざまな方法がありますが、唯一共通する必須項目が、社会福祉士の養成学校に通わなければならない点にあります。

養成学校にもさまざまな種類がありますが、社会福祉士になる一番の近道は、福祉系大学に進み、社会福祉士国家試験に合格することです。

しかし、福祉系大学でも、指定科目を履修することで受験資格を得られる大学と、基礎履修科目を履修した上に、大学以外の短期養成施設に通わなければ国家試験の受験資格がもらえない大学とがあります。

もし、最短で社会福祉士を取りたいと希望するならば、大学選びを慎重におこなう必要があります。

また、福祉系の短大ならば、必要な科目を履修することで、1〜2年の相談援助実務に携われば国家試験の受験資格が得ることができます。

福祉系短大の場合も大学同様、短期養成施設での受講が必要となる短大もありますから、こちらもしっかりとリサーチすることが重要です。

社会福祉士になるには

一般養成施設と短期養成施設

福祉系大学や短大以外にも社会福祉士を養成する学校が存在します。

それが、「一般養成施設」と「短期養成施設」です。

一般養成施設は、社会福祉分野の専門的な教育は受けていないものの、現場での相談援助経験のある人が通う学校です。

修学年数は全日制で1年。夜間制であれば1〜2年。通信制は1年7か月〜2年と各学校で差があります。

短期養成施設は、それとは逆で、福祉系大学、短大で専門的な教育を受けてはいるものの、社会福祉士としての受験資格を有していない人を対象にした学校です。

修学期間は9〜11か月。すべての学校が通信制です。

どちらの学校も、卒業と共に社会福祉士国家試験の受験資格を得ることができ、国家試験に合格することで初めて資格を持つことができます。

学校では仲間ができる

社会福祉士になるためには福祉系大学、短大もしくは養成施設に通うことが必須条件となります。

学校には同じ志を持った仲間と多く出会えます。また、お互いが刺激となり、切磋琢磨しながら日々勉学に励むことのできる貴重な時間です。

とくに養成施設ではさまざまな年代や職種の人とのパイプができ、卒業後も積極的に連絡をとり合うことも多くあります。

社会福祉士を目指す学校は、このようにただ単に資格をとる目的だけでなく、将来、社会福祉士として活躍するために必要な人脈づくりにも一役かっているのです。

大学や短大に行かないという選択肢も

社会福祉士の資格を得るためには特別な学歴は必要ありません。高卒であっても所定の相談支援業務の経験が5年以上あり、一般養成施設での課程を修学すれば社会福祉士の受験資格を得ることができます。

そのため、現場では高卒や専門学校卒の社会福祉士も多く活躍しています。

社会福祉士として働くにあたり学歴は関係ありません。有名な大学を卒業しているからといっても、現場で実際に活躍できる人材とは限りません。

社会福祉士としての自覚を持ち、弱者の立場を理解し適切な援助がおこなえる社会福祉士こそが真のプロフェッショナルです。

学校の難易度は?

高校生の内からすでに社会福祉士を目指している場合、福祉系大学、短大への進学が第一選択肢となるでしょう。

しかし、福祉系大学、短大の数には限りがあり、社会福祉に興味もつ志願者が集中するために、倍率は一般の学部よりも高い傾向にあります。

最近では、推薦やAO入試に重点をあて、学力よりも学生の人柄や福祉に対する情熱を重視する大学も増えていますから、自分の成績や、適性にあった学校選びをすることが合格への近道です。

しかし、一番大切なのは社会福祉士として実際に困っている人達の力になれる人材となること。

学校はその第一歩です。将来、社会福祉士として活躍するためには、学校生活では、勉強はもちろん、ボランティア活動にも積極的に参加し、多くのことを吸収することも大切です。

仕事体験談