潜水士への転職、未経験採用

潜水士に転職する際の心構え

現在は別の仕事をしているけれど、これから潜水士になりたいと思ったとき、いったいどうすればよいのでしょうか。

潜水士を目指すうえで最も大切なのは、まず潜水士のことをよく知ることだといえます。

「海が好き」「ダイビングが好き」といった理由で潜水士に憧れる人もいるようですが、ただ潜るだけでなく、必ず目的を持ち、潜ったうえで何かをするのが潜水士です。

それは、魚介類を捕ることかもしれませんし、海洋物の建設作業を行うことかもしれません。あるいは、海洋生物の調査かもしれません。

いずれにしても、仕事として潜る以上、ただ好き勝手に海に潜ることが潜水士の仕事ではないことは理解しておく必要があるといえるでしょう。

未経験でも潜水士になれる?

潜水士として仕事をするためには、最低でも「潜水士免許」が必要となります。

ただし、潜水士を募集する各企業では、免許を持っていなくても潜水士候補となる人を採用するところが多いです。

その場合、入社後に必要な研修や訓練を受けて免許を取得することができます。

そういった意味では、未経験者でもやる気さえあれば潜水士へと転職することは可能だといえるでしょう。

潜水士のニーズは安定しており、海洋関連会社、ダイビングショップなどのホームページや求人サイトでも、潜水士(未経験者を含む)の求人は比較的よく見られます。

一人前になるには時間がかかる

ただし、水中で長時間過ごす仕事であるだけに、健康状態が良好であることや、体力に自信があることなどが求められます。

また、潜水士候補として採用されることができたとしても、いざ現場に出るとなれば潜水の技術はもちろん、作業内容によって多岐にわたる分野の知識・技能の習得が必要とされます。

場合によっては、玉掛け、溶接、クレーンなど、潜水士とは別の種類の免許を加えて取得することも求められます。

潜るだけならすぐにできても、潜ったうえで作業を安全に、確実に遂行するためにはそれなりの努力が必要となるのです。

一人前の潜水士になるには10年はかかるといわれることもあるため、その覚悟を持って、潜水士を目指すことが大切だといえるでしょう。