潜水士試験の難易度、合格率

潜水士試験とは

潜水士試験とは、潜水士として業務に臨む際に必要とされる潜水士免許を得るための試験です。

潜水器を用い、かつ空気圧縮機、手押しポンプによる送気やボンベからの給気を受けて行う潜水の業務に就く際には、必ず潜水士免許を受けなければなりません。

潜水士免許は労働安全衛生法に規定された国家資格であり、潜水士試験は年に4回、北海道、東北、関東、中部、近畿、中国四国、九州の各ブロックで実施されています。

受験資格、試験内容

潜水士試験には受験資格がないため、誰でも受験することが可能です(ただし、受験に際して本人確認証明書の添付は必要となります)。

また、試験合格後の免許交付は18歳以上が対象となっています。

試験は学科試験のみとなっており、実技は行われません。学科試験の科目と主な出題内容は以下の通りです。

潜水業務

潜水業務に関する知識や危険性、事故発生時の対応など

送気、潜降及び浮上

送気装置の仕組みや名称、点検方法や使用放送。潜降や浮上の方法や危険性

高気圧障害

高気圧下で起こる減圧症やスクィーズ、浮上時に起こる肺の過膨張障害等、高気圧下特有危険度に関して

関係法令

潜水作業に関連する法令

各科目10問ずつ出題され、100点が満点となります。

難易度、合格率

潜水士試験は学科のみ、さらに問題は選択式であるため、試験前に勉強をきちんとしておけば、合格はそれほど難しくないといわれています。

実際、合格率もだいたい70%前後を推移しています。

しかし、4つの科目すべての合計点が60点以上であることが求められ、さらに各科目が40%の点数に満たない場合、それだけで不合格になってしまう点には注意が必要です。

潜水士試験への合格を目指すのであれば、まんべんなく勉強して苦手な分野をなくすことが必要といえます。

試験対策用の市販テキストも販売されていますので、そのようなものを活用して勉強するとよいでしょう。