声優のやりがい

多様な役になりきって、演じることができる

声優は、画面の中のキャラクターに対して、「声」を使って命を吹き込む仕事。アニメにしろ洋画にしろ、自分が担当する人物になりきって演じることが求められます。

台本を読み込みながら「このキャラクターはどんな風に生きてきたのだろう」「このシーンでは、どのような気持ちになっているのだろう」などと思いを巡らせることで、あたかも自分が本当にその人物として生きるかのような気分が味わえます。

ときには、普段の自分の性格とはかけ離れた役を演じることもあります。

このように多様な役を経験することで、たくさんの人の人生に触れたような気持ちが味わえる。そんな充実感が、声優にとっての大きなやりがいになります。

声だけで伝える難しさもやりがいに

身体表現を通して人々に感動を与える役者や俳優とは違い、基本的に声優は自分の「声」だけを使って感情を表さなくてはなりません。

それは、簡単そうに見えて実はとても難しく、声優の仕事で最も大変なことともいえます。

新人のうちは、「こういう風に演じたい」と頭ではわかっていても、なかなか思うようにできず壁にぶつかることもあるかもしれません。

しかし、地道にトレーニングを重ね、経験を積むことで、必ず実力はついていきます。

最初は思うように表現できなかったことが上手に表現できるようになったときには、自分の確かな成長を実感できるでしょう。

自分の仕事を認めてもらうこと

声優として最もやりがいを感じる瞬間の一つは、自分が関わった作品の人気が出たり、自分が演じた役に対して良い評価をもらえたときです。

制作スタッフから「良かったよ」と褒めてもらうこともうれしいですが、声優として人気が出てくると、ファンから直接ファンレターをもらうこともあります。

声優として活躍する人は、自分の声で多くの人を喜ばせたり、ワクワクさせたいという気持ちを持っています。

だからこそ、自分の仕事に対して誰かに評価してもらうことで、「また明日もがんばろう!」という前向きな気持ちになることができるのです。