声優への転職、目指す年齢

何歳まで声優になれる?

声優は、自分の「声」を表現の手段として、さまざまな役を演じていきます。

一般的に、声優は俳優やタレントとは異なり、自分の顔をテレビなどに出したり表舞台に立つことはほとんどありません。

そのため、アニメや映画の吹き替えの仕事では、大人が子どもの声を演じることもあれば、比較的若い人がお年寄りの声を演じるということもよくあります。

そういった点では、実力さえあればあまり年齢は問われない仕事だといえます。

たとえ年齢を重ねてからも、自分の体力と気力が続く限り仕事を続けていくことができるのも、声優という職業の特徴です。

「若いほうが体力がある」「覚えがいい」といった面はあるかもしれませんが、情熱と努力し続ける覚悟があれば、何歳からでも声優を目指すことは不可能ではないといえます。

養成所を出ても活躍できる人は限られている

声優に憧れ、一度は別の職業に就いたものの、あらためて声優を目指すという人も多くいます。

しかしながら、プロの声優になって生活していくだけのお金を稼ぐのは、とても難しいことです。

たとえ10代の若いうちから厳しいレッスンを受けたとしても、なかなか芽が出ずに別の道へ進む人も大勢います。

声優は、実力はもちろんのこと、運やセンス、人脈なども必要とされる仕事であるため、いくら自分ががんばったつもりでも必ず成功できるとは限らないのです。

少なくとも、よほどの才能がある人でなければ、養成所でしっかりとレッスンを受けない限り、憧れの気持ちだけで声優になることは難しいといえます。

また、養成所を出てプロダクションに所属できたとしても、新人のうちは転職する前よりもグッと収入が減る覚悟はしておく必要があるでしょう。

なお、もし年齢を重ねてからこの世界に入るのならば、ライバルの多いアニメの声優よりも、いわゆる「ナレーター」としての仕事のほうが絶対量が多く、仕事も手に入りやすいようです。

ナレーターの仕事

年齢制限がある養成所も

気を付けておきたいのは、声優の養成所によっては、入所に際して年齢制限があるという点です。

だいたい「40歳くらいまで」を条件としているところが多いようですが、養成所によってはもっと若い人しか通えない場合があるようです。

どうしても入りたい養成所があるのなら、早めに年齢制限について確認しておいたほうがよいでしょう。

それさえクリアすれば、俳優やモデルと比べて顔を出さない声優は、年齢を重ねてからも目指しやすい職業だといえます。