フリーランスの声優

フリーランスで活躍する人もいる

声優は、事務所に所属して働く人がいる一方、フリーランス、つまり独立して働いている人もいます。

フリーランスになれば、事務所を通さずに直接仕事をもらうことになります。

収入の面で考えると、フリーランスは事務所に支払う手数料がいらない分、成功すれば収入は一気に増える可能性があります。

ただし、事務所の看板を背負っていない分、自分の名前一つで勝負することになります。

もし大手事務所に所属していれば、それだけで一定の技術力があることを証明することにもつながりますが、フリーランスの場合は誰かが自分の力を保証してくれるわけではありません。

人気と実力を兼ね備えた人のみが、フリーランスの声優として長く活躍していけるといえるでしょう。

いきなり独立は難しい

多くの声優志望者がフリーランスに憧れるようですが、デビューしたばかりの新人声優が、いきなりフリーランスとして仕事をバリバリとこなすというのは、非常に難しい面があります。

この業界は人脈や知名度が人気を左右する部分も大きいため、何の経験や実績もない人のところにどんどん仕事が舞い込むようなことはめったにありません。

フリーランスになれば、基本的には宣伝や営業活動なども自分ですべてしなくてはなりません。

また、事務所に所属する場合と異なり、タイムマネジメントやスケジュール管理なども、あらゆることが自己責任になるのです。

そのうえで、もらった仕事はきちんとこなすことは当然必須です。

声優の世界は実力主義で、次から次へとライバルが登場します。相手の期待にしっかりと応え続けていかなければ、次の仕事はもらえなくなってしまいます。

こうした厳しさもあり、最低でも数年間は事務所に所属しながら経験を積み、業界内の人脈を形成してからフリーランスになるという人がほとんどのようです。