製薬会社社員に必要な資格、スキル

技術職に必要な資格

製薬会社に入社する際に必須条件となる資格はありません。

薬学の分野には「薬剤師」という有名な国家資格がありますが、製薬会社社員の場合は薬剤師としての業務をするわけではないので、この資格がなくても問題ないことのほうが多いようです。

ただし、技術系の研究職や開発職の場合は、やはり大学の薬学部で専門的に学び「薬剤師」の資格を取得している人材が重宝されるケースはあります。

「薬剤師」の資格がない場合は、どの大学のどの研究室で、どのような専攻をしてきたかが重視されると考えておくとよいでしょう。

薬剤師の仕事

研究職や開発職は一握りの優秀な人材だけが就くことができる職種なので、できる限りトップレベルの理系の大学に進学し、「医学部」「薬学部」「理学部」「農学部」などで医薬品に関連する知識や技術を身につけておくと役立ちます。

また、海外の論文や資料を読めなければリサーチができないので、高い語学力も求められます。

在学中の英語の勉強をし、TOEICや英検試験に挑戦しておくとよいでしょう。

MRに必要となる「MR認定証」

製薬会社の営業職であるMRとして働く場合も、学歴や国家資格など絶対に必要な条件はありません。

MRの仕事

ただし、入社後に製薬会社で「導入教育」と呼ばれる基礎的な研修を受けて修了認定を受けたうえで、厚生労働省認可の公益財団法人であるMR認定センターが実施している「MR認定試験」という試験に合格し「MR認定証」を取得することが求められます。

この試験では、疾病や治療に関することや薬理学など医薬品全般に関する知識を問われます。

平成9年から毎年行われており、合格率は平均するとおよそ8割程度になので、入社後にしっかり勉強をすれば合格はそれほど難しくはないでしょう。

「MR認定証」の取得は、医療従事者からの信頼を得るための重要なものになります。

製薬会社でMRとして活躍することを希望している人にとっては、この試験は避けて通れないものです。