精神保健福祉士の魅力

患者さんの笑顔のために

精神保健福祉士として勤務している人の多くは精神科病院や精神科デイケアなどの施設の現場で働いています。

精神障害者の患者さんの場合、自分がどうして今の状況に置かれてしまったのかわからず混乱してしまう人も少なくありません。

とくに精神科病院でも急性期病棟に入院した患者さんであれば、強制的に入院させられて、家族からも社会からも突き放されたような思いを背負う人もいるのです。

治療や普段の入院生活では医師や看護師のアプローチがメインですが、少し離れた立場で患者さんと深くかかわりを持つのが精神保健福祉士といえるでしょう。

病気が落ち着いて、定期的な相談業務のなか患者さんと今後のことを少しずつ話し合っていきます。ときには家族の方も混じえて相談を受けることもしばしばです。

相談のあと、「ありがとう」とか「お世話になりました」という一言を患者さんから受けたり、来た時よりも笑顔になったりするだけで、大変なやりがいを感じるという精神保健福祉士も多いようです。

一人の人生に深く関わり、明るい将来をともに考えるという姿勢が心の支えになっているのでしょう。

仕事に対するそれぞれの思い

人の人生や心と向き合う精神保健福祉士ですから、厳しい状況が連続することもあります。そんなとき実際の先輩たちの声には、

「心も体も疲れていて、ふと病棟をのぞいたら患者さんの笑顔に出会って頑張れた」
「患者さんの多くは繊細で心根がやさしい人たち。一歩一歩、わずかな変化を感じることで喜びを感じる」

という感想を持っているようです。

人間にとことん付き合う精神保健の仕事は、ひとりずつそれぞれでしか味わえないやりがいがあるといえるでしょう。

仕事体験談