高卒で精神保健福祉士になるには

高卒や一般大学では最低5年以上必要

精神保健福祉士になるには、国家試験を受けて合格しなくてはなりません。

しかし、この国家試験を受けるには、まず所定の学校で学んだり、実務経験を得たりして受験資格を得る必要があります。

高卒の人が精神保健福祉士になるルートもいくつかありますが、おもに以下のルートが挙げられます。

・福祉系の4年制大学に進む
・福祉系の短大に進み、実務を1〜2年経験する
・一般の4年制大学を卒業し、一般養成施設に1年以上通学する
・一般の短大を卒業し、実務を1〜2年経験し、一般養成施設に1年以上通学する

このほか、上記のように大学や短大などに進学する余裕がない場合には、「指定施設で相談援助実務を4年こなした後、一般養成施設等で1年以上学んで受験資格を得る」というルートもあります。

ここでいう指定施設というのは、厚生労働省令で定める施設のことをいい、具体的には精神科病院や精神科・心療内科のある病院や診療所、保健所、保健センター、精神保健福祉センターなどです。

これらの施設において、利用者の相談支援業務(生活相談など)を経験する必要があるということになります。

しかし、このルートを選ぶ場合も、早くても国家試験を受けるまでに5年以上の時間がかかります(2年間または3年間の大学在籍実績がある場合は、相談援助実務が2年または3年が必要です)。

大学入学や編入学が現実的

一方、高校から4年制の保健福祉系大学に進んだ場合、「指定科目」を履修すると、卒業時に国家試験の受験資格を得ることができます。

高卒でそのまま精神保健福祉士になるには、まず精神科病院や社会復帰施設などで勤務し、相談援助実務を4年間経験しなければならずハードルが高い状況です。

経済面でも時間面でも許されるのであれば、大学に入学するか編入学するルートを選ぶほうが、学歴も得られるうえ、受験資格を得るための壁は低いといえるでしょう。

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