青年海外協力隊の短期ボランティア

青年海外協力隊には、短期ボランティアという募集区分があります。長期ボランティアと短期ボランティアでは、どういった違いがあるのでしょうか。

また、短期ボランティアの特色についても説明します。

長期ボランティアとの違い

いわゆる「青年海外協力隊」として知られているのは、派遣期間が基本的に2年の長期ボランティアです。

短期ボランティアは青年海外協力隊と同様の派遣地域や部門、待遇ですが、派遣期間が1年未満のボランティアになります。

また、長期ボランティアの募集が年2回なのに対し、短期ボランティアは年4回募集があります。募集の開始時期は5月上旬、8月上旬、10月下旬、2月上旬となっています。

また、求められる資格も違ってきます。短期ボランティアにはAタイプとBタイプの案件があり、Aタイプの案件に応募するためには、発展途上国における国際協力経験が6ヶ月以上求められます。

海外ボランティアの経験を問わない長期ボランティアの募集要項とは、この点が違っています。

Bタイプについては、経験を問われることはありません。

短期ボランティアAタイプの特徴

海外でのボランティア経験が必須条件となっている短期ボランティアAタイプは、即戦力として要請地域に派遣されます。

これは、ある職種における任期を終えた長期ボランティアの帰国後、次の長期ボランティアが派遣されるまでの中継ぎとして短期ボランティアを派遣するためです。

前任の長期ボランティアからの業務を引き継ぐだけでなく、次の長期ボランティアのための職場環境の整備や確認など、裏方的な役割も求められます。

短期ボランティアの待遇

短期ボランティアは、任期の短さが考慮され、長期ボランティアよりも手当が好待遇になっています。

生活費が長期ボランティアより高額で、日本円で1ヶ月8万円〜13万円まで支給されます。手当と住居に関しては、長期ボランティアと同等の待遇です。

短期ボランティアの利点

短期ボランティアの利点としては、短期間での青年海外協力隊参加が可能になるという点が挙げられます。2年間日本を離れるのが不安な人でも、1年未満の任期ということで、ハードルが下がるのではないでしょうか。

また、即戦力を求められているため、長期ボランティアに比べ過去の任務地や話せる言語をアピールしやすい面があり、希望の国に派遣されやすいというメリットもあります。

職種と同様、派遣国が重要という人にとっては、魅力的なのではないでしょうか。