青年海外協力隊の職種

青年海外協力隊は、海外でさまざまな活動を行っていますが、具体的にどのような職種があるのでしょうか。

まずは部門から探す

青年海外協力隊の仕事は、部門ごとに大別され、さらに部門別に細かい職種に分かれています。

部門としては、「計画・行政」「公共・公益事業」「農林水産」「鉱工業」「エネルギー」「商業・観光」「人的資源」「保健・医療」「社会福祉」があります。

応募数が多いのは「計画・行政」、「商業・観光」、「人的資源」、「社会福祉」となっています。文系の職種が多く含まれる部門であることが特徴です。

理工学系の職種が多いが…

部門名から察することができるように、理工学系の職種の募集が多くなっています。

しかしながら農林水産部門、保健・医療部門などは毎年応募者数が低迷しており、需要と供給の乖離が見てとれます。

一因には、国内でも理工学系のニーズは常に一定数あるため、海外志向の若者がそれほどいないことが挙げられます。

また、発展途上国での実務経験が、理工学系の学生や若者にとってキャリア上の魅力にならないせいもあるかもしれません。

ユニークな職種が多い人的資源部門

人的資源部門は、文化教育振興を目的として隊員を派遣しています。そのため、目を引くユニークな職種が多いのが特徴です。

スポーツ系ではサッカーや水泳などの王道競技に加え、バドミントンやウェイトリフティング、エアロビクス指導の職種が見られます。また、文科系では写真、手工芸、美容師、料理といった選択肢があります。

音楽指導に関しては、ピアノやバイオリンなどの楽器別に募集があり、より細分化された募集要項になっているといえるでしょう。

専門知識のいらない職種

大学で専門的な勉強をしなかった、とくに専門的な経験もないという人でも応募しやすい職種もあります。

「コミュニティ開発」「青少年活動」「感染症・エイズ対策」「環境教育」などはその一例ですが、これらの職種は倍率も高いのが現実です。そうなると、選考の際に何かしらのアピール材料が必要になってくるでしょう。

青年海外協力隊に応募するにあたり、職種は重要な要素ではありますが、職種によって倍率が異なるという事実もあります。

「その職種でなければ活動をしたくないのか」、それとも「職種にはあまりこだわらず、隊員として海外に赴任したいのか」を見極めて、募集職種を考える必要があるでしょう。