政治家の大変なこと、苦労

政治家になるまでの道のりは険しい

政治家になるための道はさまざまですが、特に政治基盤のない一般の人が国会議員になるには、簡単な道のりではないでしょう。

今の安倍政権での官房長官である菅義偉氏は、秋田県の農家に生まれました。働きながら大学を卒業し、議員秘書を10年間以上務め、市会議員として8年間を経て国会議員になりました。

他にも、専門知識を活かし官僚から国会議員になる方法、松下政経塾など民間の政治塾や最近では政党の公募という方法もありますが、いずれにしても厳しい道のりです。

一方、地方議員(知事は除く)の場合、衆・参両院の国政選挙とは異なり、ハードルが低いようです。たとえば、選挙活動を始めたのは、半年前くらいからという候補者の当選が多く、選挙期間や資金面、

全国平均1.2倍という当選倍率からも大きく国勢選挙とは異なっています。

選挙

政治家につきものなのが、選挙です。TVなどで選挙期間中、地元に戻り走り回る候補者と配偶者の姿を目にすることも多いと思います。

このように国政選挙には、支援者などのネットワーク作りがかかせませんし、選挙に出馬するには多額の費用と、準備期間、家族の理解なども必要です。当選したら、ひと休み・・・ではなく、また次の選挙戦へ向けて走りだすことにもなるのです。

ただし本来、選挙に勝つことが政治家の目的ではありませんので、志を持ち、日々の活動を行うことが求められます。

業務上での苦労

<利害調整のプレッシャー>
みなさんもTVのなどで、民主党政権時には八ッ場(やんば)ダム問題、現在でも沖縄基地問題、そしてTPP問題など、さまざまな立場からの報道を目にする機会があると思います。

政治家には、これらたくさんの問題の調整・解決が求められています。問題には必ず、賛成する人、反対する人がいて、それぞれ立場(利害)が相反する人がいます。

政治家は、日本の将来の事を考えて決断を下さなければなりませんが、それぞれの立場から陳情のために国会議員を訪れる人も多くいますし、また支援者の中には問題の当事者も含まれている場合もあります。

両方の立場を尊重し解決する為に、交渉の着地点を探ることにも大きなプレッシャーがかかるでしょう。

<マスコミへの対応>
またマスコミは、政治家の一挙手一投足に注目しています。有権者はマスコミの報道というフィルターを通して議員を見るため、誤解や意図しない報道へと繋がらないようマスコミへ対応、発言には細心の注意を払う必要があります。

<国民からの期待>
日本経済の回復のために早急な対策を考えることも政治家の仕事です。経済状況だけでなく、日本は少子高齢化に伴う年金問題、雇用問題などたくさんの課題を抱えていますので、政策立案能力と実行力が求められています。

その判断は日本の舵取りでもありますのでやりがいと意義が大きい分、プレッシャーと戦うことにもなるでしょう。

職を失うリスク

やや経済状況の見通しも明るくなったとはいえ、まだまだ厳しい景況が続く中、サラリーマンも定年まで安泰とは言えない状況ですが、政治家は選挙に落選すると同時に職を失うため、リスクの高い職業でもあります。